宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 7/ 9 11:58 更新 M6.5、M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽の東側の2113黒点群で、 深夜、9日1時(世界時8日16時)に、 M6.5の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131によるフレアの動画を掲載します。 2113黒点群は、その後、9日9時半(世界時9日0時半)にも、 M1.2の中規模フレアを起こしています。 2113群は、黒点としては小さく見えているだけですが、 急に大きな活動を起こし始めました。 この後の活動にも注目して下さい。 M6.5のフレアに伴って、CMEも噴出しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 発生地点が東寄りなので、CMEも左上を中心に噴き出していて、 地球方向へはあまり向かっていないようです。 2113黒点群はこれから太陽の中心部に近づきます。 今後のフレア、CMEでは、地球への影響も大きくなるでしょう。 太陽風は、350km/秒の低速風が続いています。 磁場強度は、6nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、-5nT程度の南寄りの傾向が続いています。 このため、磁気圏の活動も少し高まって、 AE指数は300〜400nTの小規模の変化が続いています。 太陽風は、低速の状態が続きそうです。 2113黒点群で発生したM6.5の中規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) M6.5のフレアに伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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