宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2014/ 7/ 7 12:16 更新 太陽風は200km/秒台後半のかなり遅い状態が続いています。太陽は比較的穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、200km/秒台後半のとても遅い状態が続いています。 ACE衛星の観測によると、昨夜、6日19時(世界時6日10時)頃に、 太陽風に小さい変動が発生して、 速度が250km/秒から290km/秒へ少しだけ高まりましたが、 その後、速度はゆっくりと下がって、 現在は270km/秒とかなり遅い状態に戻っています。 磁場強度は、5nTと平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、グラフの後半で -4nTと振幅は小さいですが、南向きに振れ続け、 磁気圏活動を多少高めています。 昭和基地で撮影されたオーロラの様子を掲載します。 高い領域の赤い光と低い領域の緑色の光が、 とても鮮やかに見えています。 とても速度の遅い太陽風は、どこまで続くでしょうか。 太陽は、南半球を中心に黒点が多数現れています。 フレアの発生は、2108群でC3.5、2109群でC2.9、 その他にC1のフレアが数回発生した程度で、 全体としてはあまり活動的ではありません。 一方、2108群と2109群は、 磁場の構造がより複雑になっているそうで、 フレアが増えてくる様だと注意が必要になるでしょう。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |