宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:59)
今日、C2.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 8 03:15 C2.3
7/ 7 16:59 C4.3
16:15 C2.6
7/ 6 17:08 C2.9
15:56 C3.5
09:16 C4.0

黒点  7/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
2102 2 α C3
2103 3 β ---
2104 9 βγ ---
2106 4 α ---
2107 6 β C2
2108 29 βγδ C4
2109 22 βγδ C4
2110 4 β ---
2111 4 α ---
2112 2 β ---
2113 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:47 324 +2.6
-2 h 331 +3.0
-4 h 337 +1.1
-6 h 340 +1.3
-8 h 333 -4.1
-10 h 343 -1.5
-12 h 332 -2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -8 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^0
7/ 8 0.3 1x10^1
7/ 7 0.3 3x10^1
7/ 6 0.3 2x10^1
7/ 5 0.4 2x10^1
7/ 4 0.4 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 7/ 3 12:46 太陽に小さい変動が発生していますが、低速風が続いています。太陽も静かです。
2014/ 7/ 4 13:10 太陽風磁場の影響でオーロラが強まりました。カナダのオーロラをどうぞ。
2014/ 7/ 5 11:59 太陽風はかなり低速になり、磁気圏も静穏です。黒点が多く見えています。
2014/ 7/ 6 10:11 太陽風の速度が、260km/秒ととても遅くなっています。
2014/ 7/ 7 12:16 太陽風は200km/秒台後半のかなり遅い状態が続いています。太陽は比較的穏やかです。
最新のニュース

2014/ 7/ 8 12:59 更新
太陽風は低速風が続いていますが、340km/秒程度に少し上がっています。

担当 篠原

今日に入った頃から、太陽風の速度は300km/秒台に上がり、
330〜340km/秒付近で推移しています。
200km/秒台後半のとても遅い太陽風は、終わっています。

一方、磁場強度は、5nTを超えて10nT近くまで高まりました。
27日周期の図を見ると、セクターの切り替わりも到来しているので、
関連した変化かもしれません。
現在は、磁場強度も6nTに下がっていて、平均的な値です。

オーロラの活動度を表すAE指数は、
太陽風磁場の南向きに対応して、
小さい変化が見られますが、全体としては穏やかです。

太陽風の速度は、いくらか上がりましたが、
依然低速の状態です。
SDO衛星AIA193では、目立ったコロナホールもなく、
速度の遅い太陽風は、しばらく続きそうです。


太陽は、今日も黒点があちこちに見られ、
新しい黒点も現れていますが、
フレアの活動は特に高まらず、
2109群で起きたC4.3を最高に、
C1〜2の小規模フレアが4回発生した程度です。



鹿児島は、台風8号の影響で
今朝くらいから南東の風が強まっています。
風に吹かれて、雲もぐんぐん流れています。
台風はまだ沖縄の辺りにいるのですが、
この様子だと、明日、明後日の状況が心配です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。