宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 7/ 6 10:11 更新 太陽風の速度が、260km/秒ととても遅くなっています。 担当 篠原 太陽風の速度がとても遅くなっています。 ACE衛星の1日幅のグラフでは、 速度データの途中にエラーデータが入っていて、 グラフの範囲がとても大きくなり、値が読み取れないので、 6時間幅のグラフを1枚目に掲載します。 すると、現在の太陽風の速度は、 260〜265km/秒にまで下がり、非常に遅くなっています。 ここまで低速になるのは、4月29日に一時的に達した時や、 昨年12月26日に1日半ほど発生した時以来です。 今回はどのくらい継続するでしょうか。 磁場強度も、3nTと弱めの値です。 磁場の南北成分は、振幅は小さいですが、 南北にゆっくりと変化しています。 このため、南に振れたときに弱い磁気圏活動が発生して、 AE指数に小さい変化が記録されています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心に小型のコロナホールが見えています。 3日後くらいに弱い影響が見られるかもしれません。 それがなければ、低速の太陽風が続きそうです。 太陽は、黒点がたくさん見えてにぎやかですが、 フレアの活動は小規模で、 今朝、2108群でC4.0のフレアが発生しましたが、 それ以前は、C1の小さいフレアが3回ほど起きた程度です。 GOES衛星のX線写真の動画を見ても、 あまり活気を感じられません。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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