宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 7/ 3 12:46 更新 太陽に小さい変動が発生していますが、低速風が続いています。太陽も静かです。 担当 篠原 太陽風に、小さい変化が3回ほど起きています。 3日0時半(世界時2日15時半)、3日8時半(世界時2日23時半)、 3日11時(世界時3日2時)に、 それぞれ小幅ですが、速度や磁場強度、プラズマ密度などが、 急に増加あるいは減少しています。 太陽では、6月27日から28日にかけて、 中心部で小規模の爆発が繰り返し起きていました。 太陽風の速度が300〜350km/秒とかなり低速であることを考えると、 この頃の活動の影響かもしれません。 太陽風の変化は小規模なので、特に大きな影響はありませんが、 最後の乱れ以降、太陽風磁場が7nTほどにやや強まり、 南北成分が-5nTと南向きに振れた状態になっています。 このため、磁気圏の活動がいくらか強まりそうです。 オーロラの活動もある程度見られそうです。 現在までの磁気圏は静穏で、 AE指数はほとんど変化がありません。 太陽風は、この後も低速の穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、M1.4以降活動が静かになっていて、 C1.8の小規模フレアと小さいフレアが数回起きた程度です。 可視光写真では、黒点はにぎやかに見えおり、 この後、再び活動が高まるかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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