宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:46)
今日、C1.9の小規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 3 03:56 C1.9
7/ 2 --- ---
7/ 1 20:03 M1.4
19:03 C6.0
16:22 C6.6

黒点  7/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
2096 1 α ---
2097 1 α ---
2100 16 β C2
2102 15 β ---
2104 23 βγδ C2
2105 1 α ---
2106 9 β M1
2107 7 β C7
2108 6 β C2
2109 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 354 -5.4
-2 h 342 +0.5
-4 h 328 +1.1
-6 h 327 +0.3
-8 h 323 +0.1
-10 h 322 -0.4
-12 h 289 +1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 1 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
7/ 3 0.4 3x10^1
7/ 2 0.4 3x10^1
7/ 1 0.4 2x10^1
6/30 0.4 2x10^2
6/29 0.4 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 6/28 14:01 太陽風は300km/秒近くまで低速になっています。
2014/ 6/29 11:23 太陽風は低速です。太陽の東端でCクラスのフレアが増えています。
2014/ 6/30 12:20 太陽風磁場が南に振れて、オーロラが強まりました。太陽はCフレアの発生が続いています。
2014/ 7/ 1 12:49 太陽の東端で小さい活動が目立っています。太陽風は低速で、磁気圏は静穏です。
2014/ 7/ 2 11:38 太陽の東側でM1の中規模フレアが発生しました。太陽風は一段と低速です。
最新のニュース

2014/ 7/ 3 12:46 更新
太陽に小さい変動が発生していますが、低速風が続いています。太陽も静かです。

担当 篠原

太陽風に、小さい変化が3回ほど起きています。
3日0時半(世界時2日15時半)、3日8時半(世界時2日23時半)、
3日11時(世界時3日2時)に、
それぞれ小幅ですが、速度や磁場強度、プラズマ密度などが、
急に増加あるいは減少しています。

太陽では、6月27日から28日にかけて、
中心部で小規模の爆発が繰り返し起きていました。
太陽風の速度が300〜350km/秒とかなり低速であることを考えると、
この頃の活動の影響かもしれません。

太陽風の変化は小規模なので、特に大きな影響はありませんが、
最後の乱れ以降、太陽風磁場が7nTほどにやや強まり、
南北成分が-5nTと南向きに振れた状態になっています。

このため、磁気圏の活動がいくらか強まりそうです。
オーロラの活動もある程度見られそうです。

現在までの磁気圏は静穏で、
AE指数はほとんど変化がありません。

太陽風は、この後も低速の穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、M1.4以降活動が静かになっていて、
C1.8の小規模フレアと小さいフレアが数回起きた程度です。

可視光写真では、黒点はにぎやかに見えおり、
この後、再び活動が高まるかもしれません。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。