宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 6/29 11:23 更新 太陽風は低速です。太陽の東端でCクラスのフレアが増えています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 320km/秒から350km/秒へ少しだけ変化していますが、 低速の状態が続いています。 磁場強度は少し強まって、7nT前後で変化する様になっています。 27日周期の図を見ると、6月3〜4日に同様の小さい変化があり、 セクターの切り替わりにつながっています。 今回もこの変化が回帰しているのかもしれません。 磁場の南北成分は、南北にゆっくりと変化しています。 磁場強度が少し強まったため、振れ幅も少し大きくなり、 -5nTを超える南向きにもなっています。 この影響で磁気圏の活動もより大きくなっていて、 AE指数は400〜600nTの変化が発生しています。 この変化の一部にあたる時間帯の、 南極の昭和基地の全天カメラの動画を掲載します。 日没後の夕暮れの空が次第に暗くなり (天の川も一緒に写っているので、淡い薄明程度だと思います)、 やがて、高緯度側の低空にオーロラの光が見え始めます。 空を覆う様な活動ではありませんが、良い雰囲気の夜空です。 太陽では、東端から活動的な領域がやってきて、 Cクラスの小規模フレアを頻繁に起こしています。 C4.2、C3.4などを最大に、 10回近くCクラスのフレアが発生しています。 可視光写真では、東端から黒点が姿を現しています。 この領域の今後の活動に注目して下さい。 南極、昭和基地の全天カメラによる、世界時24日14時頃の夕暮れとオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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