ニュース発行時の
|
宇宙天気概況
|
|
Y. Obana
|
最新状況 (13:31)
|
今日、M1.4の中規模フレアが発生しました。 また、M3.1の中規模フレアが一昨日発生しています。 |
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。 |
磁気圏は静かです。 |
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。 |
|
|
|
発生日 |
JST |
検出 |
6/15 |
04:24 |
M1.4 |
|
02:38 |
C3.3 |
6/14 |
19:45 |
C2.7 |
|
18:29 |
C3.6 |
|
05:56 |
C4.1 |
|
05:13 |
C9.0 |
|
01:50 |
C3.3 |
6/13 |
19:38 |
C3.7 |
|
18:10 |
C3.8 |
|
16:33 |
M2.6 |
|
11:50 |
C9.9 |
|
09:31 |
C8.5 |
|
06:39 |
M3.1 |
|
05:45 |
M1.0 |
|
04:55 |
C3.1 |
|
03:03 |
M1.3 |
|
02:27 |
C6.2 |
|
01:21 |
C3.5 |
|
00:57 |
C7.8 |
|
|
|
|
|
|
時刻 JST |
速度 km/s |
南北磁場 nT |
13:26 |
371 |
+1.5 |
-2 h |
380 |
+2.6 |
-4 h |
386 |
+1.1 |
-6 h |
378 |
+1.6 |
-8 h |
378 |
+1.5 |
-10 h |
375 |
+0.5 |
-12 h |
390 |
-3.4 |
|
|
|
時刻 JST |
環電流 nT |
沖縄擾乱 nT |
13:30 |
-4 |
-/ - |
-2 h |
-6 |
-/ - |
-4 h |
-6 |
-/ - |
-6 h |
-7 |
-/ - |
-8 h |
-8 |
-/ - |
-10 h |
-9 |
-/ - |
-12 h |
-4 |
-/ - |
|
|
|
時刻 JST |
プロトン 10MeV |
電子 2MeV |
最新 |
0.1 → |
2x10^1 |
6/15 |
0.3 |
5x10^1 |
6/14 |
0.5 |
4x10^2 |
6/13 |
0.7 |
4x10^2 |
6/12 |
0.3 |
2x10^2 |
6/11 |
0.4 |
2x10^2 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
- これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧 ・ 全リスト)
- 2014/ 6/10 12:43 太陽の東端から活動的な領域が現れました。太陽風は平均的な速度に戻っています。
- 2014/ 6/11 11:42 太陽の東端で、Xクラスの大規模フレアが2回発生しました。
- 2014/ 6/12 13:29 2087黒点群ではXクラスやMクラスのフレアが続いています。太陽風は高速の状態です。
- 2014/ 6/13 13:09 太陽は活発で、Mクラスフレアが7回発生しています。
- 2014/ 6/14 12:30 M2.6の中規模フレアが発生しています。2080、2085黒点群は西に沈みつつあります。
- 最新のニュース
2014/ 6/15 13:31 更新
太陽のフレア活動は落ち着いてきました。太陽風は低速です。
担当 篠原
太陽のフレア活動は、一旦静かになっています。
これまで活発だった2087黒点群、2080群、2085群は、
C3.6、C2.1、C2.6などの小規模フレアを、
それぞれ1回ずつ起こした程度です。
中央やや南の2087群は、黒点が減っていて、
規模は縮小しています。
一方、北西(右上)の2089群は、少し大きくなっています。
今朝、15日4時半(世界時14日19時半)に、
M1.4の中規模フレアが発生していますが、
これは東端(左端)の向こう側の新しい領域です。
東端にはまだ何も見えませんが、
これから黒点が姿を現すかもしれません。
太陽風は、ゆっくりと速度が下がって、
現在は370km/秒と低速風に戻っています。
磁場強度も、5nTと平均的な値で安定しています。
CMEによる乱れは、結局到来しませんでした。
磁場の南北成分は、
5nTの範囲で南北にゆっくりと変化しています。
このため、磁気圏では時々オーロラ活動が高まって、
AE指数に300〜600nTの中小規模の変化を数回作っています。
太陽風は、引き続き穏やかな状態が続きそうです。
SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)
SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC
リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT
27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線 ○はM以上 |
太陽風速度 km/sec |
セクター Bx (nT) |
IMF Bz,Bt nT |
沖縄変動 nT |
沖縄短期変動 nT |
静止軌道電子 /cm^2 s sr |
|
|
|
太陽X線 ○はM以上 |
太陽風速度 km/sec |
セクター Bx (nT) |
IMF Bz,Bt nT |
沖縄変動 nT |
沖縄短期変動 nT |
静止軌道電子 /cm^2 s sr |
|
|
|
|