宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:09)
今日、C1.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/28 11:07 C1.7
5/27 23:03 C4.9
04:52 C1.6
00:52 C2.1
5/26 08:48 C3.8
06:29 C2.1
02:46 C2.5

黒点  5/28 (NOAA)
磁場 フレア
2069 1 α ---
2071 8 β C1
2072 2 α ---
2073 21 β ---
2074 3 β ---
2075 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 336 -1.4
-2 h 329 +1.0
-4 h 323 +0.4
-6 h 321 +0.4
-8 h 319 -2.9
-10 h 319 -2.7
-12 h 316 +1.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -6 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
5/28 0.3 6x10^2
5/27 0.3 4x10^2
5/26 0.4 5x10^2
5/25 0.4 3x10^2
5/24 0.3 9x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 5/23 12:39 太陽風の弱い乱れが到来し、オーロラの活動が高まっています。
2014/ 5/24 12:46 太陽風は500km/秒の高速風になり、オーロラの活発な活動も発生しました。
2014/ 5/25 13:56 太陽風速度の高まりは終わりました。M1.2の中規模フレアが発生しました。
2014/ 5/26 12:07 太陽風は平均的な速さです。カナダのオーロラをどうぞ。
2014/ 5/27 12:56 太陽風は320km/秒に下がり、低速風に変わっています。太陽も比較的穏やかです。
最新のニュース

2014/ 5/28 12:09 更新
太陽風は300km/秒台前半の低速風です。太陽も静かになっています。

担当 篠原

低速の太陽風が続いています。
速度は320km/秒から340km/秒へ少し上がった程度です。

昨日、2nTに弱まっていた磁場強度は、
昨夜から変化が始まって、
現在は6nT程度と平均的な値に戻っています。
27日周期の図を参照すると、
太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる
セクター境界が来ていた様です。

磁気圏も概ね静穏で、
AE指数のグラフは、太陽風磁場がばたついていた後半に
小さい変化が起きている程度です。

現在の太陽風磁場の南北成分は、
0nTを挟んで南北に振れています。
南寄りになった時には
この様な小規模の活動が見られそうです。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真には、
今日もコロナホールは見られませんが、
この後、南東の端(左下)からコロナホールが現れそうです。


太陽では、西の端でC4.9とC1.7の小規模フレアが起きていますが、
活動的な領域は西に沈んで、今後は見えなくなります。

残った黒点群では、中央西寄りの2071群で
C1.1の小さいフレアが発生した程度で、
太陽は一段と静かになりそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。