宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 3/17 14:40 更新 フィラメント噴出によりCMEが発生しています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽の南東部(左下)で、16日12時(世界時16日3時)に、 フィラメントの噴出が発生しました。 SDO衛星AIA193の動画を見ると、 斜めに伸びていた黒い筋(ダークフィラメント)が、 勢いよく噴き出しています。 飛び出したコロナのガスはCMEとなって、 太陽から左下方向を中心に広がっています。 SOHO衛星LASCO C3の動画を掲載します。 地球からは斜め方向の噴出なので、 影響は及びにくいと思いますが、 20日頃に太陽風の弱い乱れが到来するかもしれません。 太陽では、16日15時半(世界時16日6時半)に 西の端(右端)にあった2003黒点群で C7.3と大きめの小規模フレアが発生しました。 2003群は現在は見えなくなっています。 また、この他の黒点群でC1〜2の小さいフレアが 5回ほど発生しています。 規模は小さいですが、ある程度の活動が続いています。 太陽風は、昨日から今日にかけて速度が低下して、 現在は310km/秒と低速の風になっています。 磁場強度も2〜3nTに弱まっています。 磁気圏の活動は穏やかです。 AE指数はほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193にはコロナホールは見られず、 CMEによる乱れを除けば、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) フィラメント噴出によるCMEの様子。SOHO衛星LASCO C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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