宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 3/16 12:46 更新 太陽は穏やかになりそうです。太陽風は平均的な状態が続いています。 担当 篠原 太陽の西に没しかけた2003黒点群で、 昨夕、15日18時半(世界時15日9時半)にC5.0、 深夜、16日2時(世界時15日17時)にC6.1の 小規模フレアが発生しています。 可視光写真では、2003群は太陽の端ぎりぎりに達していて、 すぐに見えなくなりそうです。 このため、太陽のフレアの発生は少なくなりそうです。 太陽風の速度は、昨日より400km/秒前後と 平均的な速さで安定しています。 磁場強度も4nT程度と平均的な状態で、 穏やかな太陽風が続いています。 磁場の南北成分は比較的北寄りです。 このため、磁気圏も概ね静穏で、 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、 ほとんどの時間帯で変化が見られません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真で 太陽の南北に見えていたコロナホールは、 太陽の西側(右側)にだいぶ移動しています。 今日、明日くらいに弱い影響が見られるかもしれませんが、 それがなければ穏やかな太陽風がしばらく続きそうです。 今日から水曜日まで、研究会に参加するため福岡に行きます。 3日ほど更新が不安定になります。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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