宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 3/11 13:04 更新 Mクラスを含むフレアの発生が活発に続いています。太陽風は低速で穏やかです。 担当 篠原 太陽の活発なフレアの発生は続いています。 南東(左下)の2002黒点群では、 11日0時半(世界時10日15時半)にM1.7の中規模フレアが発生し、 その他、C6.1、C2.8などの小規模フレアが起きています。 この黒点群のフレア発生頻度は下がっている様ですが、 この1日半の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 繰り返し明るい輝きが発生しています。 また、北西(右上)の1996黒点群も活動を強めていて、 昨日のニュース以降、C2.2、C3.9、C6.0、C5.6、C3.5と 活発に小規模フレアを起こす様になり、 11日8時(世界時10日23時)にはM1.4の中規模フレアを起こしています。 太陽の右と左でフレアが次々に発生しています。 引き続き注目して下さい。 と、ニュースを書いている時に、 1996黒点群でM3.5と一段大きい中規模フレアが発生した様です。 GOES衛星のX線カメラの最新画像を掲載します。 太陽風は、320km/秒から340km/秒、そして350km/秒と、 段階的に少しずつ速度が上がっています。 しかし、依然低速の状態です。 磁場強度も、4nTと平均的な状態で安定しています。 太陽風磁場の南北成分は、 一時的に小さく南に振れる時間帯があり、 それに対応して、AE指数にも変動が2回ほど発生しています。 現在は、磁場は弱い北向きになっていて、 磁気圏も静穏です。 4日ぶりに学校に戻って、久しぶりにじっくりとデータを見ています。 種子島は風が強いこともあって、滞在中とても寒く感じたのですが、 こちらに戻ってみると、桜島や霧島の山頂付近が白くなっていて、 日曜日に積雪があった様です。 それくらいの寒波が来ていたのですね。 SDO衛星AIA131による、2002黒点群のフレア活動の様子。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) GOES衛星のX線カメラによる、1996黒点群のM3.5フレア。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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