宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:50)
今日、M1.0の中規模フレアが発生しました。
また、M1.3の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 5 11:05 M1.0
10:52 C7.1
09:03 C4.8
06:46 C3.2
03:03 C5.5
3/ 4 19:44 C7.6
19:18 C4.4
17:27 C2.7
15:26 C5.6
13:37 C8.3
09:05 C4.8
00:55 M1.3
3/ 3 18:53 C3.0
15:48 C3.3
14:52 C3.2
08:11 M1.1

黒点  3/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1987 1 α C3
1989 8 β M1
1990 6 β ---
1991 25 βγδ M1
1993 3 β ---
1994 2 α C6
1995 9 β C3
1996 14 β ---
1997 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:47 425 +3.1
-2 h 427 +2.2
-4 h 412 +2.1
-6 h 427 +0.8
-8 h 405 +0.3
-10 h 407 -0.1
-12 h 408 +1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -6 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.1 1x10^2
3/ 5 2.4 2x10^2
3/ 4 6.6 2x10^2
3/ 3 14.4 2x10^2
3/ 2 36.5 1x10^2
3/ 1 95.5 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 2/28 13:46 深夜に太陽風の乱れが到来しました。磁気圏の活動が高まっています。ノルウェーのオーロラをどうぞ。
2014/ 3/ 1 12:37 太陽風の乱れは終わり、平均的な状態に戻っています。ノルウェーのカラフルなオーロラをどうぞ。
2014/ 3/ 2 12:40 太陽風は平均的な状態です。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2014/ 3/ 3 12:37 太陽風は低速ですが、磁場が南に振れています。ノルウェーのオーロラをどうぞ。
2014/ 3/ 4 13:05 太陽風は低速です。2月の黒点数は102.8でした。フィンランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2014/ 3/ 5 13:50 更新
太陽風はやや高速です。Cクラスフレアが続いています。フィンランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

永長英夫さんと中田昌さんによって、
フィンランド北方のイバロで撮影されたオーロラ写真の続きです。
今日は2月28日の夜に撮影されたオーロラです。

中田さんは、今回の旅行では、1秒間の短時間露光により、
オーロラの速い動きを少しでも止めて撮りたいと考えていたそうです。
オーロラの細かい縦筋を写せるようになることで、
神秘的な雰囲気をより捉えられたのではないかとのことです。

永長さんの写真には、それぞれコメントが添えてあるので、
撮影時の状況がより詳しく伝わってきます。

様々な美しいオーロラの写真をありがとうございました。



太陽風は、昨日の350km/秒からゆっくりと速度が高まって、
現在は400〜450km/秒と少し高めの状態になっています。
磁場強度は、5〜6nTで安定しています。

27日周期の図で、前周期(28日前)の2月5〜6日を見ると、
ここも今回と同様に速度の小さい高まりが起きています。
この変化が回帰してきた様です。

磁気圏では小規模の活動が発生しています。
AE指数で300nT前後の変動が4回ほど発生しています。
太陽風磁場の南北成分は、0nTを挟んで南北に変化しています。
このため、磁気圏の活動もある程度高まっていた様です。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは右端が太陽の中心線に達したところです。
すると、3日後の8日頃に、
ここから吹き出した高速の太陽風が地球に到達するかもしれません。


太陽は、1991黒点群の活動度が高まっています。
今日、5日11時(世界時5日2時)にはM1.0の中規模フレアを起こし、
その他にも、C8.3、C2.7、C4.4、C3.2、C4.8、C2.8と、
Cクラスのフレアを頻繁に起こしています。

この他にも、西の端でC7.6、C5.5と
大きめのCクラスフレアが起きていて、
GOES衛星のX線グラフはにぎやかに変化しています。




フィンランド、イバロで、2月28日の夜に撮影されたオーロラ
(c) 永長英夫氏


フィンランド、イバロで、2月28日の夜に撮影されたオーロラ
(c) 中田昌氏


フィンランド、イバロで、2月28日の夜に撮影されたオーロラ
(c) 中田昌氏


フィンランド、イバロで、2月28日の夜に撮影されたオーロラ
(c) 永長英夫氏


フィンランド、イバロで、2月28日の夜に撮影されたオーロラ
(c) 永長英夫氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。