宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 3/ 3 12:37 更新 太陽風は低速ですが、磁場が南に振れています。ノルウェーのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 今日は再びノルウェーのオーロラ写真です。 トロムソに移動した高坂雄一さんより、 3月1日夜のオーロラ写真をいただきました。 1枚目は、ケーブルカーで山の上に上がっての撮影だそうです。 トロムソの街の明かりと上空のオーロラの光の共演です。 地上の輝きを見下ろしながらのオーロラ写真もきれいですね。 現地は-2度と比較的穏やかだったそうですが、 オーロラを待って4時間風に吹かれながらの撮影だったそうです。 3枚目の写真は、ウォーターフロントで微速度撮影をしていたところ、 オーロラが一番活発になった頃に、 この船が目の前に接岸してきたのだそうです。 動画は台無しになったとのことですが、 この写真としては雰囲気があって素敵だなと思います。 高坂さんは観測旅行を終えてカナダに戻るところだそうです。 旅先からきれいな写真をどうもありがとうございました。 太陽風は、速度が下がって350km/秒と低速の状態です。 磁場強度は3nTから5nTのあたりで落ち着いています。 磁場の南北成分は、今朝までは北向きになっていましたが、 3日8時(世界時2日23時)ころから南向きに振れて、 -4nTの状態が5時間ほど続いています。 AE指数のグラフも、この変化を受けて、 ずっと静かだったのが、最後のところで変化が現れ始めています。 しばらく、ある程度のオーロラの活動が見られそうです。 太陽は、北西に沈んだ1986黒点群で M1.1の中規模フレアが発生しました。 こちら側に見えている黒点群では、 C2の小規模フレアが3回起きています。 X線の動画では、小さい変化があちこちで起きていて、 フレアの活動もある程度続きそうです。 (c) 高坂雄一氏 高坂雄一さんにより、ノルウェー・トロムソで現地1日の夜に撮影されたオーロラ。 (c) 高坂雄一氏 高坂雄一さんにより、ノルウェー・トロムソで現地1日の夜に撮影されたオーロラ。 (c) 高坂雄一氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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