宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 2/ 1 13:15 更新 1967、1968黒点群でフレアが続いています。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。 担当 篠原 1967黒点群は、肉眼で確認できる大きさになっています。 今日の鹿児島は薄雲がかかっていて、 透明度が良くないのですが、 日食メガネを使って太陽を眺めていると、 時々、空の状態が良くなった瞬間に、 太陽の左側に黒点を見つけることができました。 太陽の中心に近づいてきたこともあり、 だいぶ見やすくなっている様です。 日食メガネをお持ちでしたら、挑戦してみてはいかがでしょうか。 その1967黒点群と、北側にある1968黒点群で フレアの活動が続いています。 1967黒点群では、M1.0やC6.3、 その他に小さいCクラスのフレアが数回発生し、 北側の1968黒点群でも、M1.1の中規模フレアが発生しています。 この領域の活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 太陽のフレア活動には引き続き注目して下さい。 太陽風は、速度が更に低下して、 300km/秒とかなり遅い風になっています。 磁場強度は6nTから4nTに少し下がっていますが、平均的な状態です。 磁気圏の活動も穏やかで、 AE指数のグラフはほとんど変化していません。 昨日のニュースでお知らせしたように、 太陽風には、この後、CMEによる乱れが発生すると思われます。 2日から3日にかけての到来ではないでしょうか。 太陽風の乱れが到来して、磁場が大きく南向きに振れるなどすると、 激しいオーロラの活動をもたらします。 太陽風の変化とともに、オーロラの活動にも注目して下さい。 (c) SDO (NASA) 1968黒点群(上)と1967黒点群(下)で発生しているフレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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