宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 1/ 6 11:54 更新 12月の黒点数は90.3でした。太陽風は平均的な速度に下がりました。 担当 篠原 12月の太陽黒点相対数が、SIDCより発表されました。 月平均値は 90.3 と、現在の第24活動周期としては 2011年11月の96.7に続く、第2位の高い値でした。 図に示している長期変化の赤線も、 今月は最後の部分で上昇を示しています。 第23期にも見られた2番目のピークに入っている様です。 今後、この高まりがいつまで続くかですが、 グラフの推移を見ると、そう長くはなさそうに思います。 現在の黒点活動の高まりをしっかり見届けて下さい。 現在の注目の1944黒点群は、巨大な姿を保っています。 今日も日食メガネで見つけることができました。 昨日よりも太陽の中心に近づいています。 もし天気が良ければ、ぜひ挑戦してみて下さい。 今日の鹿児島は薄雲がかかり始めています。 晴天のチャンスはそう長くないかもしれません。 一方、1944群のフレアの発生はやや落ち着いています。 昨日のニュース以降は、C6.6、C3.4、C7.1と、 数値は比較的大きいですが、 Cクラスのフレアが3回程度起きただけです。 しかし、しばらく休んで、 再び活動を強めることもよくあるので、 引き続き1944群には注目して下さい。 太陽では、北半球側の東西にそれぞれ新しい黒点が現れています。 黒点の出現はにぎやかです。 太陽風は、速度の低下が続き、 現在は400km/秒と平均的な値に下がったところです。 磁場強度も3nTへ下がり、やや弱い値に変わっています。 磁気圏の活動は、昨日より小さくなっていて、 AE指数のグラフは、200nT程度の小さい変化が数回起きています。 高速の太陽風は終わり、しばらく穏やかになりそうです。 (c) 黒点データ:SIDC、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星の可視光写真による、巨大な1944黒点群。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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