宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:54)
今日、C7.1の小規模フレアが発生しました。
また、M4.0の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 6 09:07 C7.1
06:34 C5.1
03:05 C3.4
1/ 5 23:56 C6.6
20:52 C2.9
17:19 C3.2
11:24 C4.5
10:24 C3.9
07:16 M1.9
04:01 M4.0
01:57 C3.6
00:32 C9.4
1/ 4 19:17 M1.3
18:48 C2.9
15:20 C5.6
11:22 C3.6
05:55 M1.1
00:18 C7.3

黒点  1/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
1937 21 βγ C4
1938 3 β ---
1942 3 α ---
1943 7 β ---
1944 11 βγδ M1
1945 1 α ---
1946 8 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:48 406 +0.0
-2 h 407 +1.0
-4 h 411 +0.5
-6 h 404 -0.7
-8 h 414 -0.2
-10 h 419 +0.1
-12 h 441 +1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -9 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^2
1/ 6 0.8 1x10^3
1/ 5 0.9 1x10^3
1/ 4 0.3 2x10^3
1/ 3 0.3 4x10^3
1/ 2 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 1/ 1 10:32 太陽でM6.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は穏やかです。
2014/ 1/ 2 11:11 M9.9と大きいMクラスフレアが発生しました。高速太陽風が到来し、オーロラの活動も高まっています。
2014/ 1/ 3 11:19 太陽風は600km/秒の高速風です。フレア活動も続いています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2014/ 1/ 4 13:27 1944黒点群は活発にフレアを起こしています。500km/秒の高速太陽風が続いています。
2014/ 1/ 5 12:29 1944黒点群は肉眼黒点になっています。M4、M1のフレアを起こしています。
最新のニュース

2014/ 1/ 6 11:54 更新
12月の黒点数は90.3でした。太陽風は平均的な速度に下がりました。

担当 篠原

12月の太陽黒点相対数が、SIDCより発表されました。
月平均値は 90.3 と、現在の第24活動周期としては
2011年11月の96.7に続く、第2位の高い値でした。

図に示している長期変化の赤線も、
今月は最後の部分で上昇を示しています。
第23期にも見られた2番目のピークに入っている様です。

今後、この高まりがいつまで続くかですが、
グラフの推移を見ると、そう長くはなさそうに思います。
現在の黒点活動の高まりをしっかり見届けて下さい。


現在の注目の1944黒点群は、巨大な姿を保っています。
今日も日食メガネで見つけることができました。
昨日よりも太陽の中心に近づいています。

もし天気が良ければ、ぜひ挑戦してみて下さい。
今日の鹿児島は薄雲がかかり始めています。
晴天のチャンスはそう長くないかもしれません。


一方、1944群のフレアの発生はやや落ち着いています。
昨日のニュース以降は、C6.6、C3.4、C7.1と、
数値は比較的大きいですが、
Cクラスのフレアが3回程度起きただけです。

しかし、しばらく休んで、
再び活動を強めることもよくあるので、
引き続き1944群には注目して下さい。

太陽では、北半球側の東西にそれぞれ新しい黒点が現れています。
黒点の出現はにぎやかです。


太陽風は、速度の低下が続き、
現在は400km/秒と平均的な値に下がったところです。
磁場強度も3nTへ下がり、やや弱い値に変わっています。

磁気圏の活動は、昨日より小さくなっていて、
AE指数のグラフは、200nT程度の小さい変化が数回起きています。


高速の太陽風は終わり、しばらく穏やかになりそうです。



太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:SIDC、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星の可視光写真による、巨大な1944黒点群。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。