宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/12/23 11:00 更新 太陽でMクラスの中規模フレアが続いています。 担当 篠原 太陽のフレア活動の規模が高まって、 太陽の西側の1928黒点群と、東側の1934黒点群で、 Mクラスの中規模フレアが続いています。 1928群では、 22日17時(世界時22日8時)にM1.9、 22日17時半(世界時22日8時半)にM1.1、 23日0時(世界時22日15時)にM3.3、 23日6時半(世界時22日21時半)にM1.6と 4回のMクラスフレアが発生し、 この他に、C5.1、C4.7、C8.8、C6.1、C8.2と、 Cクラスフレアも多数起こしています。 また、1934群は、 22日23時半(世界時22日14時半)のM1.6と、 C6.4のフレアが記録されています。 GOES衛星のX線カメラの動画を掲載します。 太陽の右と左で次々とフレアの輝きが発生しています。 引き続きフレアの発生に注目して下さい。 太陽風は、350km/秒から310km/秒へ更に速度が下がり、 より低速の風になっています。 磁場強度は3nTとやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、 0nT付近から比較的北寄りに推移しています。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193の写真が更新されていないので、 太陽コロナの様子を、GOES衛星のX線写真で紹介します。 北半球の高緯度側に広がるコロナホールは、 西へだいぶ移動しています。 明日以降、この領域の影響が太陽風に及ぶかもしれません。 磁場強度や速度の高まりが見られると、 オーロラの活動度も高まる可能性があります。 GOES衛星X線カメラによる、太陽のフレア活動。 (c) NOAA/SWPC、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) GOES衛星X線カメラによる、太陽コロナの様子。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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