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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/12/18 12:30 太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。太陽も概ね穏やかです。
2013/12/19 13:18 太陽風は低速で安定しています。小規模の磁気圏活動は起きている様です。
2013/12/20 12:58 太陽風磁場が南向きに振れて、オーロラの活動が高まっています。M3.5のフレアが発生しました。
2013/12/21 09:00 太陽のフレア活動がやや活発になっています。太陽風は穏やかです。
2013/12/22 09:00 Cクラスフレアの発生が続いています。太陽風、磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2013/12/23 11:00 更新
太陽でMクラスの中規模フレアが続いています。

担当 篠原

太陽のフレア活動の規模が高まって、
太陽の西側の1928黒点群と、東側の1934黒点群で、
Mクラスの中規模フレアが続いています。

1928群では、
22日17時(世界時22日8時)にM1.9、
22日17時半(世界時22日8時半)にM1.1、
23日0時(世界時22日15時)にM3.3、
23日6時半(世界時22日21時半)にM1.6と
4回のMクラスフレアが発生し、
この他に、C5.1、C4.7、C8.8、C6.1、C8.2と、
Cクラスフレアも多数起こしています。

また、1934群は、
22日23時半(世界時22日14時半)のM1.6と、
C6.4のフレアが記録されています。

GOES衛星のX線カメラの動画を掲載します。
太陽の右と左で次々とフレアの輝きが発生しています。

引き続きフレアの発生に注目して下さい。


太陽風は、350km/秒から310km/秒へ更に速度が下がり、
より低速の風になっています。
磁場強度は3nTとやや弱い状態です。
磁場の南北成分は、
0nT付近から比較的北寄りに推移しています。

磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化していません。


SDO衛星AIA193の写真が更新されていないので、
太陽コロナの様子を、GOES衛星のX線写真で紹介します。
北半球の高緯度側に広がるコロナホールは、
西へだいぶ移動しています。
明日以降、この領域の影響が太陽風に及ぶかもしれません。
磁場強度や速度の高まりが見られると、
オーロラの活動度も高まる可能性があります。




GOES衛星X線カメラによる、太陽のフレア活動。
(c) NOAA/SWPC、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星X線カメラによる、太陽コロナの様子。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。