宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2013/12/22 09:00 更新 Cクラスフレアの発生が続いています。太陽風、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽では、1928黒点群で、 Cクラスフレアの発生が続いています。 昨夜、21日9時半(世界時21日10時半)のC9.2を最大に、 C7.5、C3.5、C3.0など、 比較的規模の大きいフレアを含めて発生しています。 NOAAの記録では、発生地点を定めていない現象もありますが、 Cクラスフレアは8回発生しています。 今後も、Mクラスのフレアを含めて、 発生が続く可能性があります。 太陽風は、速度が350km/秒へ一段下がり、 低速の風が続いています。 磁場強度も、4〜5nTと平均的な値で安定しています。 オーロラの活動度に影響する太陽風磁場の南北成分は、 北向きの傾向になっています。 このため磁気圏は静穏で、 AE指数はほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193の写真は、半日ほど前の写真です。 現在のコロナホールの位置は、 写真よりもう少し右側に動いています。 この領域の影響が及び始めるまで、 太陽風は低速の穏やかな風が続きそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |