宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/11/15 13:10 更新 Cクラスのフレアが続いていますが、規模は小さくなっています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽では、Cクラスのフレアが続いていますが、 C1〜3程度の規模がほとんどで、 全体としては活動は小さくなっている様です。 最大のフレアは、 今日の昼、15日11時半(世界時15日2時半)に 太陽の東側の1899黒点群で発生したM1.0の中規模フレアで、 次は、昨日の夕方、14日17時(世界時14日8時)に 南東の1897黒点群で起きたC4.9です。 その他に、1897群や1899群を中心に、 C1〜3の小規模フレアが12回ほど起きています。 可視光写真を見ると、 1897黒点群は規模が小さくなっている様です。 一方、1890黒点群の発達が目立っています。 太陽風は、速度が370km/秒から350km/秒に下がり、 低速の状態で安定しています。 磁場強度は、3nTから5nTに少し上がっていますが、 平均的な強さに戻ったくらいの変化です。 ただし、磁場の南北成分が南向きに振れていて、 -4nTくらいになっています。 太陽風の速度は遅いのですが、磁気圏の活動はやや高まりそうです。 AE指数は、昨日から今日にかけては、 小さい変化が時々見られる程度です。 今後、もう少し変化が大きくなるかもしれません。 SDO衛星AIA193を見ると、 太陽の北半球のコロナホールは更に西に進み、 地球へ影響が及び始める目安の位置に近づいています。 27日前の前周期には特に影響は見られなかったので、 今回到来するかどうかはまだ分かりませんが、 コロナホールの広がりは増えていたので、 太陽風の変化に注目して下さい。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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