宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/10/ 7 12:00 更新 太陽風は300km/秒台前半の低速風が続いています。太陽では小さいフレアが増えています。 担当 篠原 昨日、300km/秒近くに下がった太陽風の速度は、 今朝までその状態が続き、 7日10時(世界時7日1時)頃に、330km/秒へ少しだけ上がっています。 磁場強度も、昨日の2nTから現在は5nTに小幅の変化をしています。 太陽風に小さい変化がやって来た様ですが、 低速の穏やかな太陽風は続いています。 磁気圏も静穏な状態が続いています。 しかし、今朝の太陽風の変化以降、 磁場の南北成分は南向きの-4nTくらいに振れています。 このため、小規模のオーロラ活動がこれから見られるかもしれません。 太陽風は、このまま低速の穏やかな状態が続くでしょう。 SDO衛星AIA193では、コロナホールの濃い部分の先頭(右端)が、 太陽の中心線に到達しています。 このため、3日後くらいに太陽風の乱れが到来しそうです。 太陽では、C1やBクラスの小さいフレアが頻繁に起きています。 GOES衛星のX線写真の動画では、 あちこちの黒点群で発生している様です。 東の端でもフレアの活動が起きていて、 新しく現れた黒点の活動度はどの程度でしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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