宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:00)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 7 --- ---
10/ 6 --- ---
10/ 5 --- ---

黒点 10/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
1855 7 β ---
1856 4 β C1
1857 1 α ---
1859 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:47 332 -3.6
-2 h 314 +1.5
-4 h 304 +1.4
-6 h 312 -0.4
-8 h 312 -0.4
-10 h 308 -1.6
-12 h 304 -0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -13 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
10/ 7 0.7 1x10^3
10/ 6 0.6 1x10^3
10/ 5 0.7 9x10^2
10/ 4 1.3 2x10^3
10/ 3 7.3 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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Dst (京都大学)
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オーロラ帯 (CSSDP)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/10/ 2 12:24 フィラメント噴出による太陽風の乱れが到来しました。磁気圏の活動も強まっています。
2013/10/ 3 10:19 太陽風の乱れにより、磁気圏の活動が激しくなりました。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2013/10/ 4 13:31 太陽風は平均的な風に戻り、磁気圏も静かです。9月の黒点数は36.9に下がっています。
2013/10/ 5 12:32 太陽風は350km/秒の低速風に戻りました。太陽も静穏です。
2013/10/ 6 11:21 太陽風は、310km/秒と更に遅くなっています。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2013/10/ 7 12:00 更新
太陽風は300km/秒台前半の低速風が続いています。太陽では小さいフレアが増えています。

担当 篠原

昨日、300km/秒近くに下がった太陽風の速度は、
今朝までその状態が続き、
7日10時(世界時7日1時)頃に、330km/秒へ少しだけ上がっています。
磁場強度も、昨日の2nTから現在は5nTに小幅の変化をしています。

太陽風に小さい変化がやって来た様ですが、
低速の穏やかな太陽風は続いています。

磁気圏も静穏な状態が続いています。
しかし、今朝の太陽風の変化以降、
磁場の南北成分は南向きの-4nTくらいに振れています。
このため、小規模のオーロラ活動がこれから見られるかもしれません。


太陽風は、このまま低速の穏やかな状態が続くでしょう。
SDO衛星AIA193では、コロナホールの濃い部分の先頭(右端)が、
太陽の中心線に到達しています。
このため、3日後くらいに太陽風の乱れが到来しそうです。


太陽では、C1やBクラスの小さいフレアが頻繁に起きています。
GOES衛星のX線写真の動画では、
あちこちの黒点群で発生している様です。
東の端でもフレアの活動が起きていて、
新しく現れた黒点の活動度はどの程度でしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。