宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:32)
昨日、C2.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 5 --- ---
10/ 4 12:16 C2.5
04:43 C1.8
10/ 3 --- ---

黒点 10/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1855 15 β ---
1856 8 β C3
1857 4 β C2
1858 3 β ---
1859 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:27 353 +1.5
-2 h 359 +2.0
-4 h 358 +1.5
-6 h 360 +1.6
-8 h 356 +1.7
-10 h 361 +1.7
-12 h 373 +0.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -15 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 6x10^2
10/ 5 0.7 9x10^2
10/ 4 1.3 2x10^3
10/ 3 7.3 7x10^2
10/ 2 117.0 5x10^2
10/ 1 182.0 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 9/30 11:28 太陽でフィラメント噴出が発生しました。CMEも発生しています。
2013/10/ 1 14:06 CMEによる太陽風の乱れは、明後日くらいに到来しそうです。太陽風はかなり低速です。
2013/10/ 2 12:24 フィラメント噴出による太陽風の乱れが到来しました。磁気圏の活動も強まっています。
2013/10/ 3 10:19 太陽風の乱れにより、磁気圏の活動が激しくなりました。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2013/10/ 4 13:31 太陽風は平均的な風に戻り、磁気圏も静かです。9月の黒点数は36.9に下がっています。
最新のニュース

2013/10/ 5 12:32 更新
太陽風は350km/秒の低速風に戻りました。太陽も静穏です。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの後もう一段下がって、
350km/秒と低速の風になっています。
磁場強度も2nTに弱まっています。

CMEによる大きな乱れは通り過ぎ、静かな風に戻りました。

磁気圏も静穏です。
AE指数のグラフは、全く変化していません。
ACEの図の磁場南北成分をみると、
ずっと北向き(プラス側)になっています。
この時は、太陽風から地球の磁気圏へエネルギーが流れにくいのです。


27日周期の図を参考にすると、
これから5日近く穏やかな風が続きそうです。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北東(左上)側にコロナホールの黒い領域があります。
5日後くらいに太陽風の乱れをもたらす可能性があります。


太陽の活動も静かです。
昨日のC2.5以降、目立った活動は起きていません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。