宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:24)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が非常に強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 2 --- ---
10/ 1 --- ---
9/30 --- ---

黒点 10/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
1850 1 α ---
1854 1 α ---
1855 17 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 589 -1.9
-2 h 382 -2.5
-4 h 378 -0.4
-6 h 368 -3.5
-8 h 367 +0.7
-10 h 360 +0.7
-12 h 350 +4.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -20 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 40 2x10^2
10/ 2 117 5x10^2
10/ 1 182 7x10^2
9/30 131 2x10^2
9/29 0 2x10^1
9/28 0 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 9/27 11:41 太陽風の速度は320km/秒に下がっています。太陽も静穏です。
2013/ 9/28 12:45 太陽風は300km/秒台を割っています。太陽も静かです。
2013/ 9/29 12:57 太陽風は280km/秒とかなり低速です。C1の小さいフレアが発生しました。
2013/ 9/30 11:28 太陽でフィラメント噴出が発生しました。CMEも発生しています。
2013/10/ 1 14:06 CMEによる太陽風の乱れは、明後日くらいに到来しそうです。太陽風はかなり低速です。
最新のニュース

2013/10/ 2 12:24 更新
フィラメント噴出による太陽風の乱れが到来しました。磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

予想よりもだいぶ早く、太陽風の乱れがやって来ました。
ACE衛星の観測によると、
今朝、2日10時半(世界時2日1時半)頃に変化が到来し、
太陽風の速度は600km/秒に、磁場強度は20nTに
それぞれ大きく強まっています。

フィラメント噴出の発生が、
30日5時(世界時29日20時)頃だったので、
2日強くらいで地球までやって来たことになります。
かなり早い到来でした。

茨城県柿岡の気象庁地磁気観測所の磁場観測データでは、
2日11時(世界時2日2時)に変化が始まっています。
太陽風の変化に磁気圏が反応して、
磁場の強まりが各成分に発生しています。


ACEのデータを見ると、太陽風磁場の南北成分は、
擾乱到来の直後、大きく南向きに振れて-20nTに達しています。
その後、短時間で北に向かって反転していますが、
今後はどちら向きで推移するのでしょうか。

磁場が強く南を向いた影響で、
磁気圏の活動も大きく強まっています。
AE指数は1000nTを超える変動が発生しています。
(掲載の図では、まだその部分が見えていません)

今後も、太陽風磁場が再び南に大きく振れると、
磁気圏の活発な活動も続くことになるでしょう。

これからの時間帯であれば、
カナダやアラスカのライブカメラに注目して下さい。


太陽は、X線グラフに特に変化はなく穏やかです。


太陽放射線は、減少の傾向に変わり、
100を割って下がっています。




茨城県柿岡の地磁気観測所で観測された、太陽風の擾乱による磁場の変化。
(c) 気象庁地磁気観測所


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽放射線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。