宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 9/29 12:57 更新 太陽風は280km/秒とかなり低速です。C1の小さいフレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は、270〜280km/秒とかなり遅い状態が続いています。 磁場強度も2nTに弱まったままです。 27日周期の図では、 前周期の9月1〜2日に速度の高まりが見られたのですが、 今回はその様な変化は来ず、静かな太陽風が続いています。 磁気圏も静穏で、AE指数のグラフは全く変化してません。 SDO衛星AIA193では、太陽の中心の右側に、 あまりはっきりしないコロナホールがあります。 明後日くらいに、ここからの影響が多少見られるでしょうか。 太陽では、今朝、29日10時(世界時29日1時)に、 太陽の北西の端(右上)に近づいていた1853黒点群で、 C1.6の小規模フレアが発生しました。 黒点は既に見えなくなっているので、今後の影響はありません。 太陽の東の端(左側)の黒点には、1854群と番号が付いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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