宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 9/28 12:45 更新 太陽風は300km/秒台を割っています。太陽も静かです。 担当 篠原 今日も全天カメラのオーロラの動画を紹介します。 ただし、今日は半球が変わって、北極圏、 ノルウェー北部のトロムソで撮影されたオーロラです。 今年は、9月10日から写真の公開が再開されています。 季節が秋・冬へと移っていくのを感じます。 現在の太陽府は、速度が300km/秒を割り、 290km/秒くらいに下がっています。 太陽風はかなり遅くなっています。 磁場強度は、2〜3nTと弱まった状態が続いています。 ただし、27日周期の図を見ると、 太陽風磁場のセクターの切り替わりが到来していて、 それと同時に、ACEの図の中盤以降、太陽風磁場の南北成分が 北寄り(プラス側)から南寄り(マイナス側)へ切り替わっています。 AE指数では、小さい変化が見られる程度ですが、 全天カメラのオーロラもこの変化と関係しているのでしょう。 太陽も基本的には穏やかですが、 1850黒点群でBクラスの小さい変化が数回発生しています。 変化が高まる様だと注意が必要になるでしょう。 また、太陽の東端から新しい黒点が現れています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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