宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 6/25 12:02 更新 500lkm/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も強まりました。 担当 篠原 高速の太陽風が続いています。 速度はまた少し下がって、 昨日の550km/秒から現在は530km/秒ほどになり、 低下の傾向は続いていますが、 太陽風の高速状態はもう少し続きそうな様子です。 磁場強度は、5nTから4nTに下がりかけています。 一方、南北成分は南寄りの傾向が強まり、 -4nTくらいの南向きが長い時間続いています。 この影響で磁気圏の活動度は高まり、 AE指数のグラフは、500nTから最高1200nTに達する 中規模の活発な変動が1日近く続きました。 現在の太陽風磁場の南北成分は、 南寄りから0nT付近に変わりつつあります。 このため、磁気圏の変動は次第に小さくなりそうです。 SDO衛星AIA193を見ると、 現在の高速風をもたらしていると思われるコロナホールは 太陽の西の端に近付いて、 写真では見にくくなってきました(右上のあたり)。 今回の高速風も次第に終わりに近づいている様です。 一方、次のコロナホールは太陽の中心に達しつつあり、 3日後の28日以降は、こちらの影響で次の高速太陽風が始まりそうです。 放射線帯の高エネルギー電子は、 昨日から今日にかけて更に増加して、 青線のGOES15は40,000ほどに達しています。 赤線のGOES13も、瞬間的に10,000の線に到達しています。 高速太陽風の影響で、かなり高まっています。 太陽は、南東(左下)の1788黒点群でC9.9と、 Mクラス寸前の小規模フレアが発生しています。 また、南西(右下)の1775群でもC2.0、C3.0のフレアが起きています。 しかし、全体的に黒点は小さく、 活動が特に激しくなる様子はありません。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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