宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 6/24 10:37 更新 M2.9の中規模フレアが発生しました。高速風は続いていますが、速度が下がり始めています。 担当 篠原 今朝、24日6時(世界時23日21時)に、 太陽の南東(左下)の1778黒点群でM2.9の中規模フレアが発生しました。 GOES衛星のX線カメラによる動画を掲載します。 一瞬だけ明るく輝く、継続時間の短いフレアでした。 Mクラスのフレアは起きたものの、 その他に目立ったフレアの発生はなく、 X線のグラフとしては落ち着きつつある様に見えます。 可視光写真の黒点の姿も、次第に小さくなってきました。 太陽風は、昨日のニュースの後に、 速度が一旦700km/秒へ高まりましたが、 すぐに低下が始まり、現在は550km/秒と高速状態は続いていますが、 特別に高い速度ではなくなっています。 磁場強度も、8nTに強まった後はゆっくりと下がり、 現在は5nTに戻っています。 27日周期の前周期の変化と同様に、 今回の高速風は後半に入っていると思われます。 今後は更に速度が下がって行くでしょう。 磁気圏の活動は、 AE指数で750nT程度の中規模の変動が度々発生しています。 太陽風の速度と磁場強度が下がってきたので、 こちらの変化も今後は次第に小さくなって行くでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、 昨日よりは増加していますが、10,000のラインには達していません。 明日、もう少し増加するかもしれません。 GOES-15衛星のX線カメラによる、M2.9の中規模フレア。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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