宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:06)
昨日、C2.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線はやや強くなっています。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/23 --- ---
6/22 06:26 C2.1
6/21 18:10 C3.1
11:31 M2.9

黒点  6/23 (NOAA)
磁場 フレア
1770 1 α ---
1772 15 βγ C2
1773 8 β C2
1774 7 β ---
1775 11 βγ C1
1776 11 βγ C1
1777 3 β M3
1778 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:56 654 -4.2
-2 h 620 -1.6
-4 h 636 -3.2
-6 h 643 -2.5
-8 h 623 +0.0
-10 h 558 -2.9
-12 h 578 -2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -58 -/ -
-2 h -73 -/ -
-4 h -53 -/ -
-6 h -68 -/ -
-8 h -71 -/ -
-10 h -75 -/ -
-12 h -84 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 3.1 3x10^3
6/23 6.7 6x10^3
6/22 6.7 9x10^2
6/21 0.4 2x10^2
6/20 0.4 4x10^2
6/19 0.3 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 6/18 12:32 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は280km/秒とかなり低速です。
2013/ 6/19 11:44 C1〜2の小規模フレアの発生が増えています。太陽風はかなり低速です。
2013/ 6/20 11:44 太陽の東端でC8.4のフレアが発生しました。太陽風は高速風が近づいているかもしれません。
2013/ 6/21 11:54 高速太陽風が到来しました。現在は500km/秒ですが更に高まるかもしれません。
2013/ 6/22 14:22 M2.9の中規模フレアが発生しました。太陽風の速度は600km/秒に上がっています。
最新のニュース

2013/ 6/23 14:06 更新
600km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も少し高まっています。

担当 篠原

太陽風は、600km/秒とかなり高い速度で安定しています。
磁場強度は8nTからゆっくりと下がって、
現在は4nTくらいになっています。

太陽風の磁場強度がだいぶ下がってきたことから、
今回の高速太陽風の速度の高まりはこのくらいまでかもしれません。
27日周期の図で前周期のグラフを見ると、
5月28日に最高速度に達しています。
これは、今周期では明日の6月24日です。

また、SDO衛星AIA193を見ると、北半球中緯度のコロナホールは、
すっかり西半球側に回っています。
高速風領域は、今日、明日あたりがピークとなりそうです。

と、記事を書いているうちに、ACEのデータの最新部で、
磁場強度が15nT、速度が700km/秒に達しそうな変化が発生しています。
一時的な高まりか、このまま継続するのか、注目して下さい。


太陽風磁場の南北成分は、昨夜くらいから南寄りの傾向に変わっています。
AE指数は500nTをやや超えるくらいの中規模の活動が続いています。

昭和基地で観測された、世界時23日2時前後のオーロラの様子を紹介します。
満月のため、空がとても明るく写っていますが、
空全体にオーロラの光が現れています。
空の条件が良ければ、もっときれいだったでしょう。


太陽は、東端から新しく1778黒点群が現れました。

GOES衛星のX線動画を見ると、
フレアの規模としてはC1以下の現象ばかりですが、
小さな輝きがあちこちで発生しています。
今後、大きめのCクラスやMクラスに達する活動が見られるかもしれません。


放射線帯の高エネルギー電子が、増加を始めています。
今日はまだ10,000に達していませんが、明日以降超える可能性があります。


今夜の月は、地球に最も近づくタイミングで満月になる、
スーパームーンです。
上記の記事によると、最も遠い時の満月と比べると、
大きさで14%、明るさは30%も異なるそうです。

今日の月だけ見ても、それを見分けることはできないと思いますが、
天候が良かったら、そんな気分もこめてぜひ眺めて下さい。
残念ながら、鹿児島は梅雨空のため、今夜の月を見ることは難しそうです。




南極の昭和基地で全天カメラにより撮影されたオーロラの活動。満月が明るいです。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。