宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 3/22 11:58 更新 太陽でM1.6のフレアが発生しました。太陽風はやや高速ですが、磁気圏は静かです。 担当 篠原 今朝、22日7時(世界時21日22時)に、太陽の西の端の1692黒点群で、 M1.6の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 1692黒点群は、昨夜以降にC1〜3の小規模フレアを4回ほど発生させ、 その後、Mクラスのフレアに達しました。 X線のグラフを見ると、変動の強まりが良く分かります。 1692黒点群は、この後太陽の向こう側に回ってしまい、 地球からは見えなくなります。 太陽はその他に目立った黒点はなく、活動は穏やかなになるでしょう。 太陽風は、昨日のニュースの直後に速度が450km/秒ほどに下がり、 そのまま、やや高速の状態で安定しています。 磁場強度は、7nTと少し強めの状態が続いていましたが、 ACEのグラフの最後で、5nTくらいに下がっています。 太陽風磁場の南北成分は、北向きの傾向に切り替わり、 磁気圏の活動は静かになっています。 AE指数のグラフは、前半に変動が残っているだけで、 中盤以降は全く変化していません。 今のところ、CMEの影響は特にやって来ていないようです。 このままであれば、この後、速度は次第に下がって行き、 穏やかな太陽風になりそうです。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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