宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 3/21 12:13 更新 太陽風は500km/秒と高速で、磁場が南向きに振れてオーロラの活動も強まっています。 担当 篠原 STEREO Behind衛星のHI1カメラに見えていたパンスターズ彗星は、 画面を上に通り過ぎて行きました。 高画質の写真が公開されていたので、 改めて通過の様子を動画で紹介します。 動画後半の、彗星の尾の広がる様子がとてもきれいです。 太陽風の速度は、一時、400km/秒近くまで下がりましたが、 21日2時(世界時20日17時)に650km/秒へ上がり、 以降、500km/秒と高速の状態が続いています。 磁場強度は、速度上昇のしばらく前から10nTに強まり、 その後7nTほどに少し下がっています。 磁場の南北成分は、 昨日のニュース以降、0nT付近を推移していましたが、 速度が高まった後に、南寄りに振れるようになり、 -7nTとまとまった南向きの状態が発生しています。 速度が高速になっていることもあって、 磁気圏の活動度は高まり、AE指数のグラフでは、 800nTに達する中規模の変動が発生しています。 昭和基地の全天カメラでも、オーロラの活動が撮影されています。 太陽風は、昨日お知らせしたCMEによる乱れも到来するかもしれません。 引き続き、磁気圏は活動的な状態が続く可能性があります。 太陽は、昨日の朝のC5.5以降は、 西の端の1692黒点群でC1の小さなフレアが2回発生した程度です。 目立った黒点群は西の端に近付き、 こちら側の面は、活動的な領域は少なくなっています。 GOES衛星のX線写真も、全体的に暗く見えるようになってきました。 STEREO Behind衛星のHI1カメラを通過するパンスターズ彗星。 (c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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