宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:10)
今日、C4.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/19 09:48 C4.3
3/18 15:26 C2.1
14:58 C1.8
12:15 C2.8
3/17 --- ---

黒点  3/19 (NOAA)
磁場 フレア
1692 2 β ---
1695 9 β C1
1696 16 β ---
1698 16 β C4
1699 8 β ---
1700 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:06 455 +4.7
-2 h 455 +1.1
-4 h 472 +3.5
-6 h 477 +1.0
-8 h 517 +8.7
-10 h 499 +9.2
-12 h 496 +5.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -67 -/ -
-2 h -75 -/ -
-4 h -81 -/ -
-6 h -83 -/ -
-8 h -91 -/ -
-10 h -82 -/ -
-12 h -77 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
3/19 0.4 5x10^2
3/18 4.8 5x10^2
3/17 16.0 2x10^2
3/16 7.4 6x10^1
3/15 0.3 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 3/14 11:12 太陽風は300km/秒とかなり低速です。パンスターズ彗星は地球よりも上へ進んでいます。
2013/ 3/15 12:48 太陽風の速度が少し上がりました。アラスカのオーロラ写真と、パンスターズ彗星の写真をどうぞ。
2013/ 3/16 10:47 M1.1の中規模フレアが発生し、地球方向にCMEの噴出も発生しています。
2013/ 3/17 10:08 15日のCMEによる太陽風擾乱の到来が近付いています。パンスターズ彗星の様子もどうぞ。
2013/ 3/18 10:23 太陽風の乱れが到来し、速度は750km/秒に達しました。激しい磁気圏活動が発生しています。フィンランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2013/ 3/19 12:10 更新
太陽風の乱れは終わりつつあります。磁気圏は穏やかです。昨日に続いてアラスカのオーロラ写真をどうぞ。

担当 篠原

昨日に続いて、今回の太陽風擾乱によって発生したオーロラの写真を紹介します。
今日は、アラスカの今野さんからいただいた写真です。
太陽風擾乱が到来した初期の撮影ではないかと思います。

一挙に6枚、画面からはみ出してしまうかもしれませんが、
大迫力のオーロラをご覧ください。
頭上から降り注ぐというか、夜空を切り裂くかの様な、
素晴らしいオーロラの姿です。

今野さんによると、いきなりの太陽風擾乱到来のため、
写真撮影の準備が十分にできなかったことが残念だったそうです。

ご紹介するのが1日遅れになってしまったのが申し訳ありませんが、
お送りいただいてどうもありがとうございます。


オーロラ写真は更に続きます。
明日も、アラスカ・アンカレッジからいただいた写真を掲載します。
ぜひ明日の記事もご覧ください。



現在の太陽風は、速度は580km/秒から450km/秒に下がり、
擾乱は通り過ぎようとしています。

磁場強度は、10nTから7nTに少し下がりましたが、
まだ乱れの影響が残っている感じです。

磁場の南北成分は、昨日のニュース以降は北向きに振れるようになりました。
このため、磁場、速度ともに高まってはいましたが、
磁気圏への影響は小さくなり、AE指数はほとんど変化していません。


このまま、太陽風磁場の北向きが続く様であれば、
磁気圏も静かな状態が続くでしょう。

一方、SDO衛星AIA193を見ると、
太陽の南半球に東西に長くコロナホールが伸びています。
昨日の写真の方が見易かったのですが、
引き続き、この領域の影響で
太陽風の速度は高めの状態が続くかもしれません。


放射線帯の高エネルギー電子は、今回は特に強まることはありませんでした。


太陽では、南西(右下)の端の1698黒点群の活動度が上がり、
Cクラスの小規模フレアを頻繁に起こしています。
今朝、19日10時(世界時19日1時)にはC4.3のフレアが発生しています。
黒点は西に没して行くので、地球への影響は及ばなくなります。



アラスカの今野さんによる、世界時17日に発生した活発なオーロラ。
(c) ミチ 今野氏


アラスカの今野さんによる、世界時17日に発生した活発なオーロラ。
(c) ミチ 今野氏


アラスカの今野さんによる、世界時17日に発生した活発なオーロラ。
(c) ミチ 今野氏


アラスカの今野さんによる、世界時17日に発生した活発なオーロラ。
(c) ミチ 今野氏


アラスカの今野さんによる、世界時17日に発生した活発なオーロラ。
(c) ミチ 今野氏


アラスカの今野さんによる、世界時17日に発生した活発なオーロラ。
(c) ミチ 今野氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽放射線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。