宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:45)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/26 --- ---
1/25 --- ---
1/24 --- ---

黒点  1/26 (NOAA)
磁場 フレア
1660 10 β ---
1661 3 β ---
1662 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:36 407 +8.8
-2 h 387 +4.8
-4 h 389 -10.6
-6 h 387 +4.3
-8 h 390 +11.4
-10 h 365 +1.7
-12 h 351 -0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 3 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h 22 -/ -
-6 h 29 -/ -
-8 h 24 -/ -
-10 h 18 -/ -
-12 h 24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
1/26 0.4 5x10^2
1/25 0.4 5x10^2
1/24 0.4 6x10^2
1/23 0.4 5x10^2
1/22 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
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AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 1/21 12:14 太陽風はやや低速です。太陽の南半球にコロナホールが広がっています。
2013/ 1/22 09:24 太陽の活動は静かです。太陽風も350km/秒と低速です。
2013/ 1/23 13:15 フィラメントの噴出で弱いCMEが発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
2013/ 1/24 13:55 フィラメントの噴出が次々に発生しています。太陽風は低速で、コロナホールの影響はまだありません。
2013/ 1/25 11:56 太陽風は280km/秒と低速の状態です。コロナホールの影響は到来するでしょうか。
最新のニュース

2013/ 1/26 11:45 更新
太陽風の擾乱が到来しました。磁場強度が大きく強まり、速度も上がっています。

担当 篠原

昨日のニュースの直後くらいから、太陽風に変化が到来して、
磁場強度、速度ともに昨日よりも高まっています。

速度の変化は、昨日の昼、25日13時(世界時25日4時)頃から始まりました。
それまでの280km/秒から、330km/秒、350km/秒、380km/秒と
階段を上がるように細かく変化して、今朝からは400km/秒に上がっています。
値としては、平均的な速度ですが、
今後、もう一段上昇するのではないかと思います。

磁場強度も、昨日のニュースの後に7nTくらいにやや高まり、
その後、今日に入った26日2時(世界時25日17時)頃から
15〜18nTと更に大きく高まりました。
その後少し戻して10nTに下がりましたが、
太陽風の磁場は現在も強まった状態が続いています。


磁気圏への影響度を決める磁場の南北成分は、
今朝、26日6〜8時(世界時25日21〜23時)に -10nTと大きく南に振れましたが、
その他の時間帯は北向きの傾向です。

このため、磁気圏の活動は一時的なものになっていて、
AE指数は26日7時(世界時25日22時)くらいから500nTへ高まりましたが、
4時間ほどで下がっています。
現在は磁場が北向きに振れているので、オーロラの活動は静かでしょう。


27日周期の図を見ると、今回の太陽風の変化は、
前周期よりも半日ほど早まって到来しています。
そして、磁場の強まりは前回よりも大きくなっています。
速度の変化はこれから遅れてやって来ると思いますが、
前周期は480km/秒まで上がったので、今回もそのくらいには高まりそうです。
更に上に行くのかどうか、注目してください。

磁気圏の擾乱は、今後の太陽風磁場の振れ具合によります。
磁場強度は高くなっているので、
南に振れれば磁気圏への影響は大きくなりますが、
このまま北寄りに留まる様であれば、
磁気圏は穏やかな状態で推移するでしょう。


太陽の活動は穏やかです。
1661黒点群でBクラスの小さなフレアが起きた程度です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。