宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/12/24 11:00 更新 太陽風は低速です。磁場の南向きにより弱いオーロラ活動が発生しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、320〜330km/秒に下がったまま、 穏やかな状態が続いています。 磁場強度は少し戻って、4nTになりましたが、 最新の値は2nTにまた下がっています。 太陽風磁場のセクターが切り替わりつつあるようです。 この間に、太陽風磁場の南北成分が、 -3nT程の弱い南向きの時間が続いています。 このため、磁気圏でも弱い活動が発生して、 AE指数のグラフでは、 200nTの小さな変化が数時間続いています。 この時間帯に、 ノルウェーの北方のLongyearbyenに現われたオーロラを、 全天カメラの写真で紹介します。 オーロラの2本の帯が、空を横切っています。 左下で明るく輝いているのは、月です。 太陽風は、このまま穏やかに推移して、 26日か27日くらいに、 SDO衛星AIA193の中央部に見えるコロナホールの影響が、 地球に到来しそうです。 太陽は、1635黒点群でC1.5、1633黒点群でC1.3と、 小さな活動が見られた程度です。 X線グラフの変化もやや弱まっています。 一方、GOES衛星のX線カメラの動画を見ていると、 東の端の向こう側から、 活動的な領域が近付いているようです。 特に活発という規模でもありませんが、 どの様な領域が現われるか、注目してください。 手作業の記事更新も今日までです。 明日のお昼には、いつものWebページに戻れると思います。 (c) 国立極地研究所 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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