宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/12/22 09:30 更新 太陽風は平均的な速度に戻りました。1635黒点群が少し活動的になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュース以降低下を始めて、 400km/秒と平均的な速さに戻りました。 1日程度の速度の高まりだった様です。 磁場強度も弱まっていて、 昨日は4nTほどでしたが、現在は2nTに下がっています。 磁気圏は穏やかです。 グラフの前半では、太陽風の磁場が南北に振れていたため、 AE指数にも小さな活動が起きていましたが、 後半は太陽風磁場の変化が弱くなって、 AE指数は全く変化しなくなっています。 太陽は、黒点群の数は変わりませんが、 1635黒点群が少し元気になっていて、 昨夜くらいからBクラスの小さなフレアを頻繁に起こしています。 GOES衛星のX線グラフに小さな変化が次々と起きています。 ちょうど今、C1.9の小規模フレアが発生しましたが、 これも1635黒点群です。 現在の1635黒点群の姿を、 SDO衛星可視光カメラの拡大写真で紹介します。 今後、フレアの規模が高まるのかどうか、注目してください。 今日は完全手作業で記事更新をしています。 データ処理ができないので、27日周期の図も掲載できません。 月曜までこの方法で乗りきる予定です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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