宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/11/30 12:25 更新 太陽風は低速です。この後、太陽風の乱れが到来する可能性があります。 担当 篠原 1620黒点群は西に沈みつつあります。 そして、フレアの発生は、東側の1623群と、その上に発生した1625群が 中心になっています。 昨夜、29日21時(世界時29日12時)に、1623群で発生したC5.8が最も大きく、 その他にC1〜2の小さなフレアを10回程度起こしています。 1623群と1625群は、ちょうど南北に並んでいて、 4個セットみたいに見えています。 面白いので、拡大写真を掲載します。 この後も、CクラスからMクラスのフレアが発生する可能性があります。 太陽風は低速の状態が続いています。 速度は340km/秒ともう一段下がり、磁場強度も3nT近くに弱まっています。 磁気圏も静穏で、AE指数は小さな変化が見られる程度です。 太陽風は、これから、CMEとコロナホールの影響で、 速度が高まったり、磁場強度が強まるなどの変動が発生する可能性があります。 CMEは、昨日のニュースで動画を紹介しています。 コロナホールは、今日のSDO衛星AIA193では、 太陽の西側に半分ほど進んでいて、 地球に影響が及び始める目安の位置に達しています。 磁場が南向きに強まれば、活発なオーロラが見られる可能性があります。 オーロラのライブカメラで楽しめるかもしれません。 一昨日、28日の夜にTwitterのアカウント(@swnews)のフォロワー数が、 ちょうど10,000人になっていました。 思わず記念写真を撮ったので、紹介します。 ご覧頂いてありがとうございます。 SDO衛星による、1623黒点群(下の2個)と1625黒点群(上の2個)の拡大写真。 (c) SDO (NASA) 一昨日、28日の夜のフォロワー数はぴったり10,000人でした。どうもありがとうございます。 (c) 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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