宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2012/11/17 13:28 更新 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 深夜、17日0時半(世界時16日15時半)に、 太陽の北東端でC8.4の小規模フレアが発生しました。 太陽の東端では、この前にもCMEの噴出が発生しています。 STEREO Behind衛星によると、それぞれ別の領域で発生していますが、 今後どの様な領域が顔を出すのか注目してください。 太陽では、この他にもC1.0、C1.4、C1.7など、 小さな活動があちこちで発生しています。 そのにぎやかな様子をGOES14衛星のX線写真の動画でご覧ください。 可視光写真によると、全体的に黒点の規模は縮小している様ですが、 小規模のフレアの発生は続くのかもしれません。 太陽風は、400km/秒と平均的な速度の風が続いています。 磁場強度は4nTから、最新のところで6nT近くに振れていますが、 こちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、弱い南向きに振れ続けています。 このため、磁気圏ではAE指数で200〜300nT程度の小さな活動が続いています。 ノルウェーの全天カメラでも、弱いオーロラの活動が撮影されていました。 今後の太陽風は、このまま穏やかな状態が続きそうです。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO衛星LASCO C3カメラによる、太陽の東端で発生したCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |