宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2012/11/19 09:10 更新 太陽南東でプロミネンスの噴出が起きました。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 太陽の南東端で、プロミネンスの噴出が発生しています。 豪快に噴き上がっていく様子を、SDO衛星AIA304の動画でご覧ください。 この噴出によって、CMEも南東に向かって飛び出しています。 噴き上がって行ったのが今朝なので、途中までの写真ですが、 地球方向から見たSOHO衛星LASCO C2カメラと、 太陽を右向こう側から見たSTEREO Ahead衛星COR2カメラを つなげて動画にしました。 STEREO Ahead衛星の写真では、地球は左側にあります。 CMEは太陽の横方向に噴き出しているので、地球への影響はありません。 太陽では、C4.3とC1のフレアが4回ほど発生しています。 GOES衛星のX線カメラを見ていると、 あちこちで小さな活動が起きています。 Cクラス程度のフレアは、この後も続きそうです。 太陽風は、400km/秒前後の平均的な速度が続いています。 磁場強度も、4nTで安定しています。 磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですがずっと南寄りに振れています。 このため、磁気圏でも小規模のオーロラ活動が続いているようで、 AE指数のグラフは、小さな変化が断続的に発生しています。 太陽風は、この後も穏やかな風が続きそうですが、 磁場の南寄りの傾向も続けば、オーロラの観望は楽しめそうです。 SDO衛星のAIA304カメラによる、太陽の南東端で発生したプロミネンスの噴出。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO LASCO C2カメラと、STEREO Ahead COR2カメラによる、太陽の東側へ噴出したCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、STEREO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |