宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:41)
今日、C5.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/18 12:45 C5.7
03:01 C2.8
11/17 11:54 C1.7
00:34 C8.4
11/16 --- ---

黒点 11/18 (NOAA)
磁場 フレア
1610 2 β C1
1611 1 α ---
1612 3 β ---
1613 10 βγ C1
1614 31 β C1
1615 4 β C6
1616 12 β ---
1618 1 β C8
1619 9 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:34 419 -2.5
-2 h 398 -1.7
-4 h 397 -1.1
-6 h 420 -1.2
-8 h 430 -2.2
-10 h 427 -2.0
-12 h 429 -1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -19 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^2
11/18 0.3 4x10^3
11/17 0.3 3x10^3
11/16 0.4 6x10^2
11/15 0.4 3x10^2
11/14 0.3 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/11/13 09:59 太陽風の乱れが到来して、オーロラの活動が強まっています。また、M2.0フレアが発生しました。
2012/11/14 13:16 太陽風磁場が南向きに強まり、活発なオーロラ活動が発生しています。中規模フレアも続いています。
2012/11/15 11:21 太陽風の磁場の強まりは終わり、現在はやや高速の風になっています。太陽もCクラスフレアが続いています。
2012/11/16 11:56 太陽風は平均的な速度に下がりました。Cクラスフレアが続いています。
2012/11/17 13:28 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2012/11/18 14:41 更新
C5.7のフレアが発生しました。太陽風は400km/秒台前半の風が続いています。

担当 篠原

太陽の中央からやや西の1615黒点群は、
18日3時(世界時17日18時)にC2.8、
18日13時(世界時18日4時)にC5.7とCクラスのフレアを起こしています。

1615黒点群の黒点は、可視光写真ではかなり淡くなっていて、
縮小の傾向にある様ですが、
フレアもこの後は弱まって行くのでしょうか。

太陽は、その他には小さな変動が見られる程度で、
全体的に黒点が小さくなって行くのと同様に、
フレアも静かになっています。


太陽風は、400〜430km/秒と平均的な速度で安定しています。
磁場強度は、昨日のニュースの頃は6nTに少し上がっていましたが、
その後は2〜4nTと弱めの値で落ち着いています。

太陽風磁場の南北成分は、-2nT前後と、
振れ幅は小さいのですが、南向きの状態が続いています。
このため、磁気圏でも弱いオーロラ活動が続いていて、
AE指数は、300nT程度の変化が頻繁に起きています。

太陽風は、今後も比較的速度の遅い穏やかな風が続くと思われます。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。