宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/10/26 10:59 更新 太陽は静かになってきました。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。 担当 篠原 太陽の活動は、落ち着いてきた様です。 昨日は、C2.5とC1.0の小さなCクラスフレアが発生した程度で、 しかも、このところ活動の主役だった1598黒点群ではありません。 GOES衛星のX線グラフは、全体のレベルも低下していて、 今回の活動の高まりは、ここまでなのかもしれません。 太陽風は、低速の状態が続いています。 速度は、350km/秒でほぼ安定し、 磁場強度も3〜5nTと平均的なレベルを保っています。 磁場の南北成分は、南寄りの傾向が終わって、 0nT付近か、北向きの時間が長くなっています。 磁気圏も静穏で、AE指数の変化は小さなものが時々見える程度です。 SDO衛星AIA193では、 北半球の小さなコロナホールが西に進んでいるくらいで、 その他は目立つ領域はなく、 基本的には穏やかな太陽風が当分続きそうです。 鹿児島高専は、明日は文化祭、明後日は体育祭です。 今日は朝から設営が行われていて、学校全体がにぎやかです。 私もこれから物理同好会の展示の手伝いです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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