宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2012/10/25 10:53 更新 1598黒点群でCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。 担当 篠原 1598黒点群は、C4.2、C2.9など、 Cクラスのフレアを起こし続けています。 黒点としても大きな姿を保っていて、引き続き活動に注目してください。 一方、中央付近の1596黒点群は、 左側の小さな黒点の群れが次第に見えなくなっています。 黒点群としては縮小している様です。 太陽風は、速度は340km/秒と更に下がり、 磁場強度も3〜4nTと弱めの状態です。 穏やかな風が続いています。 磁場の南北成分は、 -2nTと小幅ですが南寄りの状態が長時間続いています。 このため、AE指数は200〜300nTと小さい変化が続いています。 極域では、ある程度のオーロラを眺めることができているのではないでしょうか。 SDO衛星AIA193の太陽の中心の少し北側に、 小さな丸いコロナホールが見えています。 緯度がやや高めであることと、大きさが小さいため、 地球へ影響が及ぶのかどうか微妙な感じです。 明後日、27日以降の太陽風に弱い変化が見られるか、 このまま低速の風が続くかだろうと思います。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |