宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/10/11 11:23 更新 高速の太陽風は終わりに近づいています。昭和基地のオーロラをご覧ください。 担当 篠原 太陽風の速度は、550km/秒から470km/秒へゆっくりと下がり、 やや高速の状態へ下がっています。 高速太陽風は、昨日の午前中がピークだった様です。 磁場強度も、7nTから4nTへゆっくりと下がり、 平均的な強度に戻っています。 磁場の南北成分は、振れ幅は小さくなっていますが、 比較的南寄りで推移しています。 このため、AE指数を見ると、500nTを越える中規模の活動が 断続的に発生しています。 南極・昭和基地の全天カメラでオーロラの活動が撮影されていたので、 動画を紹介します。 世界時19時半から3時間程度の動画ですが、 始めの頃には夕暮れ、終わりには夜明けと、あっと言う間に空が明るくなっています。 例年の様子では、昭和基地の撮影は今週末くらいまでの様です。 SDO衛星AIA193を見ると、中央部の南半球側に、 コロナホールが東西方向に広がっています。 2日ほどすると、この領域からの影響で、太陽風の速度が高まるかもしれません。 27日前の前周期よりもコロナホールは広がっているので、 前周期は見られなかった高速風が到来する可能性があります。 オーロラの発生など注目してください。 太陽は、昨日のニュースの後も、 M1.0やCクラスのフレアが東端で発生しています。 しかし、昨夜以降は発生頻度が下がって、落ち着いています。 ひと休みして再び活動を強めることも良くあるため、 今後の様子に注目してください。 また、放射線帯の高エネルギー電子が増加しています。 青線のGOES-15は、10,000の線を超えています。 南極の昭和基地で、全天カメラにより撮影されたオーロラ。夕暮れと夜明けが近くなっています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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