宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 8/25 10:25 更新 太陽風の磁場強度が強まり、速度が上昇を始めそうです。 担当 篠原 太陽の活動度は低く、 GOES衛星のX線グラフはほとんど変化していません。 北半球の中央部の1554群は発達が続き、 黒点がだいぶ大きくなっています。 今後フレアを起こし始めるかもしれません。 また、北半球の東端から新しい黒点が顔を出しています。 こちらもどんな黒点群なのでしょうか。 太陽風は、380〜420km/秒と平均的な速度が続いています。 磁場強度も、5nTで安定していましたが、 今朝、25日10時(世界時25日1時)に、急に10nTに強まっています。 現在、コロナホールによる高速の太陽風が近付いていると考えられますが、 その始まりなのかもしれません。 今後の変化に注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、 振幅は小さいですが、比較的南寄りに推移しています。 このため、磁気圏でも小さなオーロラ活動が発生していて、 AE指数は300〜500nT程度の変化が度々発生しています。 磁場強度が強まって来ているので、 今後は、磁場が南向きにより大きく振れる可能性があります。 そうなると、オーロラの活動もより活発になるでしょう。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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