宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/ 8/23 12:10 更新 太陽、太陽風ともに穏やかです。コロナホールが太陽の中心に来ています。 担当 篠原 太陽は、目立ったフレア活動はなく穏やかです。 南東(左下)からまた新しい黒点が顔を出しています。 ポツポツと黒点は出続けていますが、 小さく静かなものばかりです。 SOHO衛星のLASCO C3では、 太陽の西に向かうCMEが観測されています。 フィラメントの噴出に関係している様です。 地球への影響はありません。 太陽風は、昨日は低速風になっていましたが、 今日に入ったくらいから少し上がって、 400〜420km/秒と平均レベルに戻っています。 同時に、磁場強度も6nTに少しだけ強まっています。 磁場の南北成分は南寄りに振れていて、 磁気圏では弱い活動が起きています。 太陽風はこれから特に強まることはなく、 このまま穏やかに推移するでしょう。 また、SDO衛星AIA193によると、 コロナホールがちょうど太陽の真ん中に来ています。 すると、3日後の26日頃に、 高速風の一番強い領域が地球にやってきそうです。 (c) SOHO (ESA & NASA)
SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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