宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 8/27 09:32 更新 太陽風の速度が再び上昇し、660km/秒の高速風になっています。 担当 篠原 太陽風の速度が再度上昇し、 660km/秒と一段高い速度に上がっています。 昨日、26日20時(世界時26日11時)頃から、 太陽風の磁場強度が5nTから10nTに強まり、 それを追いかけるように速度も上昇を始め、 半日ほどかけて、500km/秒から660km/秒へ高まりました。 強まった磁場強度は、6時間ほどで下がり始め、 現在は5nTと元のレベルに戻っています。 今回の高速風は、2段階の山になっていました。 高い速度の太陽風は、もうしばらく続くことになりそうです。 今回の太陽風変化の影響で、 磁気圏のオーロラ活動もある程度強まっています。 AE指数のグラフでは、700nTの中規模の変動が発生しています。 太陽風が強まっているので、 磁場が南向きに振れれば、 この後も小中規模のオーロラ活動が続く可能性があります。 太陽は、27日2時(世界時16日17時)頃に、 東端の少し向こう側で、C1.0の小規模フレアが起きています。 実際には、もう一段大きな規模だったと思われます。 目立った活動はこれくらいで、 太陽のこちら側に見えている黒点群は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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