宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:32)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/27 --- ---
8/26 --- ---
8/25 11:03 C1.7

黒点  8/26 (NOAA)
磁場 フレア
1546 1 α ---
1552 1 α ---
1553 3 β ---
1554 9 β C2
1555 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:26 667 +0.2
-2 h 632 +1.3
-4 h 638 -1.2
-6 h 599 -4.1
-8 h 557 -2.0
-10 h 537 +1.1
-12 h 512 -2.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -63 -/ -
-2 h -83 -/ -
-4 h -56 -/ -
-6 h -52 -/ -
-8 h -47 -/ -
-10 h -53 -/ -
-12 h -51 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
8/27 0.2 2x10^3
8/26 0.4 7x10^2
8/25 0.3 7x10^3
8/24 0.4 5x10^3
8/23 0.3 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 8/22 11:30 太陽は穏やかです。太陽風はやや低速になっています。
2012/ 8/23 12:10 太陽、太陽風ともに穏やかです。コロナホールが太陽の中心に来ています。
2012/ 8/24 16:28 太陽風は穏やかです。明日くらいから高速風が始まりそうです。
2012/ 8/25 10:25 太陽風の磁場強度が強まり、速度が上昇を始めそうです。
2012/ 8/26 11:25 高速の太陽風が到来し、500km/秒台の太陽風が続いています。
最新のニュース

2012/ 8/27 09:32 更新
太陽風の速度が再び上昇し、660km/秒の高速風になっています。

担当 篠原

太陽風の速度が再度上昇し、
660km/秒と一段高い速度に上がっています。

昨日、26日20時(世界時26日11時)頃から、
太陽風の磁場強度が5nTから10nTに強まり、
それを追いかけるように速度も上昇を始め、
半日ほどかけて、500km/秒から660km/秒へ高まりました。

強まった磁場強度は、6時間ほどで下がり始め、
現在は5nTと元のレベルに戻っています。

今回の高速風は、2段階の山になっていました。
高い速度の太陽風は、もうしばらく続くことになりそうです。


今回の太陽風変化の影響で、
磁気圏のオーロラ活動もある程度強まっています。
AE指数のグラフでは、700nTの中規模の変動が発生しています。

太陽風が強まっているので、
磁場が南向きに振れれば、
この後も小中規模のオーロラ活動が続く可能性があります。


太陽は、27日2時(世界時16日17時)頃に、
東端の少し向こう側で、C1.0の小規模フレアが起きています。
実際には、もう一段大きな規模だったと思われます。

目立った活動はこれくらいで、
太陽のこちら側に見えている黒点群は穏やかです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。