宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:30)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/22 --- ---
8/21 --- ---
8/20 --- ---

黒点  8/22 (NOAA)
磁場 フレア
1546 1 α ---
1548 2 β ---
1550 2 β ---
1551 8 β ---
1552 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 385 -1.3
-2 h 387 -1.4
-4 h 394 -1.0
-6 h 406 -1.7
-8 h 413 -1.1
-10 h 403 -0.9
-12 h 424 -2.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -24 -/ -
-2 h -27 -/ -
-4 h -29 -/ -
-6 h -29 -/ -
-8 h -31 -/ -
-10 h -32 -/ -
-12 h -30 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^3
8/22 0.3 6x10^3
8/21 0.4 3x10^3
8/20 0.5 6x10^2
8/19 0.4 2x10^3
8/18 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 8/17 12:32 CMEの影響が到来して太陽風磁場が南向きになり、磁気圏活動が強まっています。
2012/ 8/18 13:30 太陽の東端から新しい黒点が姿を現し、Mフレアを4回起こしています(最大M5.5)。
2012/ 8/19 08:01 北東端の黒点群はフレア活動を続けています。太陽風はコロナホールの影響が始まりそうです。
2012/ 8/20 12:32 500km/秒台後半の高速風が到来しています。太陽のフレア活動は静かになっています。
2012/ 8/21 11:27 太陽は穏やかです。太陽風の速度は下がり始め、高速風は終わりつつあります。
最新のニュース

2012/ 8/22 11:30 更新
太陽は穏やかです。太陽風はやや低速になっています。

担当 篠原

太陽は、Bクラスの小さなフレアが数回発生している程度で、
穏やかです。

南東の端(左下)から、新しい黒点群が現れています。
1552群と番号が付けられています。


太陽風は、昨日のニュース以降も
ゆっくりと速度が下がって、
380km/秒とやや低速になっています。

磁場強度も3〜4nTと弱く、
太陽風は穏やかです。

磁気圏も概ね静穏で、
AE指数は小さな変化が見えている程度です。


SDO衛星AIA193を見ると、
太陽の中心やや東にコロナホールがあります。
ちょうど先頭が太陽の中心線に達した頃で、
3日後の25日くらいから
太陽風の速度が上昇しそうです。

コロナホールの大きさから、
高速風は3〜4日くらい続きそうです。


今日は湘南に来ています。
中学生たちに宇宙天気の出前授業をします。
ペットボトルで水ロケットを作ったりする予定で、
暑そうですが楽しみです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。