宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 8/21 11:27 更新 太陽は穏やかです。太陽風の速度は下がり始め、高速風は終わりつつあります。 担当 篠原 太陽のフレア活動はすっかり静かになり、 フレアは、昨日の午後にBクラスの小さな変化が起きたのが最後です。 SDO衛星の可視光写真を見ると、1548黒点群は小さく、 活発な活動は終わってしまったようです。 今日の太陽は、北半球側に、1548群、1546群、新黒点、1547群と、 4つの黒点群が斜めにきれいに一列に並んでいます。 SOHO衛星LASCO C2、C3カメラによると、 太陽の北に向かって、きれいな形をしたCMEが噴き出しています。 STEREO衛星で調べると、 太陽の裏側で起きたフィラメントの噴出によるCMEです。 地球への影響はありません。 太陽風は、昨日いっぱい550〜570km/秒の高速風が安定して続いていましたが、 今日に入った頃から速度が下がり始め、 現在は480km/秒と高速状態が終わりつつあります。 磁場強度も、速度と同じ様に下がり始めて、 現在は3nTと弱くなっています。 コロナホールの影響を抜け出して、太陽風は通常の状態に戻りそうです。 磁気圏のオーロラ活動は、太陽風磁場が南北に振れていた影響で、 AE指数で500〜700nT程度の変化が頻繁に起きていました。 しかし、現在は磁場強度が弱まり、速度も下がっていることから、 磁気圏も穏やかになっていくでしょう。 今日の鹿児島は、曇っていることもありますが、 風がいつもより涼しくなっています。 セミの鳴き声はにぎやかですが、秋が近づいている様です。 学校の夏休みは、始まってまだ10日なのですが。 SOHO衛星LASCO C2、C3による、太陽の北へ噴き出すCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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