宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 8/19 08:01 更新 北東端の黒点群はフレア活動を続けています。太陽風はコロナホールの影響が始まりそうです。 担当 篠原 太陽の北東から現れた新しい黒点群は、1548黒点群と番号が付きました。 掲載の可視光写真は、昨日の午後の撮影で、 現在はもう少し顔を出していると思います。 活発なフレア活動は続いていて、 昨日のニュース以降も、18日23時(世界時18日14時)にC7.3、 19日1時(世界時18日16時)にM2.0、 その他にもC1〜2のフレアを多数起こしています。 X線のグラフとしては、1日前ころがピークで、 その後少し下がっている印象ですが、 ひと休みして再び活発化することはよく見られるので、 引き続き注目してください。 ただし、黒点の規模はそれほど大きくはない様で、 NOAA/SWPCの予報では、Xクラスに達するフレアの可能性は低い様です。 太陽風は、昨日、磁場強度が6〜7nT程度にやや上がっていましたが、 今日に入って更に上がり、10〜15nTに強まっています。 コロナホールの影響が及び始めたのかもしれません。 太陽風の速度は400km/秒と平均的な速さです。 コロナホールによる速度上昇がこれから始まるかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、現在は北向きになっていますが、 磁場強度が強まっていることと、今後速度が高まった場合、 南向きに振れてオーロラ活動が強まる可能性があります。 昨夜も、一時的に磁場が南に振れて、 AE指数が700nTくらいに強まる変化が見られています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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