宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 7/14 12:39 更新 太陽の活動は落ち着いています。今夜以降、CMEによる太陽風の乱れが到来すると思われます。 担当 篠原 昨日のX1.4フレア以降、太陽の活動は一先ず落ち着いています。 C1〜2と小さなフレアが4〜5回発生した程度です。 しかし、1520黒点群は現在も大きな姿を保ち、 となりの1521黒点群もCクラスのフレアを起こしています。 引き続き太陽のフレア活動に注目してください。 太陽風は、更に速度が下がって330km/秒の低速風に変わっています。 磁場強度は4〜5nTで、平均的な強さです。 磁気圏も静かで、AE指数はほとんど変化していません。 昭和基地の全天カメラのページが復活していますが、 今日の写真は真っ暗な星空です。 今夜から明日にかけて、 X1.4のフレアに伴って発生したCMEによる太陽風の乱れが地球に到来すると思われます。 Spaceweather.comの記事に到来時刻の予想が掲載されています。 それによると、日本時間14日18時半の前後7時間程度と見積もられていて、 早ければ今日の午後にも到来するのかもしれません。 シミュレーションの動画も紹介されています。 太陽からコロナのガスが噴き出して行く様子をご覧ください。 到来時間が早ければそれだけ擾乱の速度も高く、地球への影響も大きくなります。 また、太陽風の磁場強度が強まることが予想されますが、 南北成分が大きく南に振れた場合は、 激しい磁気嵐やオーロラの活動をもたらすでしょう。 今後のACE衛星のデータや、地上データの変化に注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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