宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 7/12 09:28 更新 太陽のフレア活動は弱まっている様です。太陽風は高速風が続いています。 担当 篠原 活発に続いていた太陽のフレアも、そろそろ一段落なのかもしれません。 昨日のニュース以降に発生したフレアは、 1521黒点群で発生した、11日17時半(世界時11日8時半)のC9.9を最高として、 その他に、C3.4、C1.7、C1.9、C5.6と、小振りのCクラスフレアが4回発生した程度です。 可視光写真を見ると、1520黒点群は今も大きな姿を保っていますが、 このまま落ち着いてしまうのでしょうか。 もうしばらく注目してください。 また、太陽中心部の北東寄り(左上)で、フィラメントの噴出が発生しています。 ADO衛星AIA304を見ると、黒っぽく見えるガスの帯が、 弾けるように勢い良く噴き上がっています。 SOHO衛星LASCO C3でその後を追いかけると、CME(太陽ガスの放出現象)の白いガスが、 左上に向かって噴き出しています。 太陽の中心付近で発生していますが、地球方向にはあまり噴き出していないようです。 太陽風は、速度は500km/秒と高速の状態で安定しています。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な強さです。 磁場の南北成分は、ACEの図の最初と最後で南向きになっています。 このため、AE指数を見ると、 グラフの最初と最後に500〜1000nTの中規模の変動が発生しています。 太陽の活発な活動の影響で、この数日太陽風も様々な変化をしていましたが、 こちらもそろそろ落ち着いてくるでしょう。 SDO衛星の可視光写真による、1520黒点群と1521黒点群。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA304カメラによる、太陽の中央部で発生したフィラメントの噴出。 (c) SDO (NASA) SOHO衛星LASCO C3カメラによる、太陽から北東寄りに噴き出して行くCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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