宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 6/18 12:01 更新 太陽風の磁場が大きく南向きに振れて、磁気圏の活動が活発になりました。 担当 篠原 太陽風の乱れは、ゆっくりと終息に向かっています。 昨夜あたりに、14日のCMEによる太陽風の乱れが 到来するのではないかと考えていましたが、 はっきり分かるような変化は起こりませんでした。 その前の乱れと一体化してしまった様です。 現在の太陽風は、 速度は420km/秒と平均レベルで昨日から安定しています。 磁場強度は、昨日の40nTからは大きく下がり、10nTになりました。 それでも通常よりも強まった状態です。 そして、磁場の南北成分が、昨日のニュース以降南向きに大きく振れ、 最大で-20nT近い強まりが長時間続きました。 このため、磁気圏の活動は大きく強まり、 AE指数のグラフは1000〜1500nTに達する変化が記録されています。 また、Dst指数は、その前の強まりから見ると、-100nTを超える減少幅になっています。 中規模の磁気嵐になっている様です。 Spaceweather.comでは、ニュージーランドのオーロラの様子が紹介されています。 太陽風磁場の南向きは、現在も-8nTくらいの状態が続いています。 磁気圏の活動ももうしばらく続きそうです。 CMEによる太陽風の乱れは、終わりに近づいています。 この後、磁場強度も次第に弱まって行くでしょう。 太陽は、1504黒点群でCクラスの小規模フレアの発生が続いています。 18日2時半(世界時17日17時半)のC3.9を最大として、 この他にC1〜2程度のフレアを何度も起こしています。 活動度が上がってきたのでしょうか。 この後も注目してください。 Dst指数(速報値)は、-100nTを超える減少を記録しています。Dst指数の変化は、マイナス方向に強まります。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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