宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 6/ 1 12:30 更新 太陽の東から新しい黒点群が上がってきました。太陽風の速度は下がり、低速風になっています。 担当 篠原 太陽の東端から、南北両半球にセットで新しい黒点群が上がってきました。 北半球は1493黒点群、南半球は1494黒点群と番号が付けられています。 こちら側に回り込んでくる様子を、SDO衛星AIA171の動画で紹介します。 写真を90度回転させて、地平線の向こうからやって来るような動画にしています。 早速、昨夜より、C2.2、C2.5など、Cクラスのフレアを頻繁に起こしています。 今後の活動に注目してください。 太陽風は、速度がゆっくりと下がって、360km/秒と低速風に変わっています。 磁場強度も5nTと平均的な強度に下がっています。 2〜3日ほど続いていた、太陽風の弱い高まりは終わった様です。 磁気圏も基本的に穏やかで、 AE指数のグラフは、200nT、400nTなどの小規模の変化が発生している程度です。 今後の太陽風の乱れの原因となるコロナホールは、 太陽の中心に少しずつ近づいています。 SDO衛星AIA193のコロナ写真を見て下さい。 薄暗いコロナホールの先頭(左端)は、 明日くらいに太陽の中央線に届きそうです。 コロナホールの濃さや広がりは大きく、 来週には、まとまった高速太陽風が地球にやって来そうです。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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