宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:30)
今日、C2.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 1 00:20 C2.6
5/31 23:04 C2.3
5/30 --- ---

黒点  6/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
1490 6 β ---
1492 9 β ---
1493 2 β C3
1494 1 α C1
1495 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 365 -0.5
-2 h 355 -2.0
-4 h 362 -0.2
-6 h 370 +3.0
-8 h 373 +2.8
-10 h 393 -0.8
-12 h 409 +0.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^2
6/ 1 0.3 1x10^3
5/31 0.4 9x10^2
5/30 0.5 4x10^3
5/29 1.0 5x10^3
5/28 4.9 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 5/27 10:06 太陽ではCクラスの小さなフレアが起きています。太陽風は低速になり、磁気圏も静かです。
2012/ 5/28 12:15 太陽のフレア活動は静かになっています。太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も静かです。
2012/ 5/29 11:37 太陽の活動は概ね穏やかです。太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。
2012/ 5/30 11:10 太陽の活動は穏やかです。太陽風は400km/秒台に戻っています。
2012/ 5/31 09:10 太陽風は平均的な速度です。コロナホールの大きな広がりが見えてきました。
最新のニュース

2012/ 6/ 1 12:30 更新
太陽の東から新しい黒点群が上がってきました。太陽風の速度は下がり、低速風になっています。

担当 篠原

太陽の東端から、南北両半球にセットで新しい黒点群が上がってきました。
北半球は1493黒点群、南半球は1494黒点群と番号が付けられています。
こちら側に回り込んでくる様子を、SDO衛星AIA171の動画で紹介します。
写真を90度回転させて、地平線の向こうからやって来るような動画にしています。

早速、昨夜より、C2.2、C2.5など、Cクラスのフレアを頻繁に起こしています。
今後の活動に注目してください。


太陽風は、速度がゆっくりと下がって、360km/秒と低速風に変わっています。
磁場強度も5nTと平均的な強度に下がっています。
2〜3日ほど続いていた、太陽風の弱い高まりは終わった様です。

磁気圏も基本的に穏やかで、
AE指数のグラフは、200nT、400nTなどの小規模の変化が発生している程度です。


今後の太陽風の乱れの原因となるコロナホールは、
太陽の中心に少しずつ近づいています。

SDO衛星AIA193のコロナ写真を見て下さい。
薄暗いコロナホールの先頭(左端)は、
明日くらいに太陽の中央線に届きそうです。

コロナホールの濃さや広がりは大きく、
来週には、まとまった高速太陽風が地球にやって来そうです。



太陽の東端から上がってきた2つの活動領域。SDO衛星AIA171。写真は90度回転。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。