宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:58)
今日、C1.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/27 08:54 C1.9
4/26 --- ---
4/25 21:07 C3.7
01:34 C2.6

黒点  4/27 (NOAA)
磁場 フレア
1459 10 β C1
1460 1 β C4
1465 11 β C1
1466 9 β C2
1467 1 β ---
1468 12 β ---
1469 3 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 498 -0.3
-2 h 520 -1.6
-4 h 541 -1.1
-6 h 557 -1.0
-8 h 550 -1.6
-10 h 562 -1.0
-12 h 572 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -67 -/ -
-2 h -83 -/ -
-4 h -98 -/ -
-6 h -94 -/ -
-8 h -101 -/ -
-10 h -109 -/ -
-12 h -126 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^3
4/27 0.4 9x10^3
4/26 0.4 4x10^4
4/25 0.4 1x10^4
4/24 0.4 7x10^1
4/23 0.4 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 4/22 09:25 小規模のフレアが続いています。太陽風磁場が南向きに強まっています。
2012/ 4/23 11:30 C1程度のフレアが続いています。太陽風は低速ですが、南向き磁場の影響で磁気圏はやや活動的です。
2012/ 4/24 12:08 CMEの影響で太陽風の磁場が強い南向きになり、激しい磁気圏活動を起こしています。
2012/ 4/25 11:23 新しい黒点群が複数現れて小規模フレアを起こしています。太陽風の乱れは続き、オーロラの活動も活発です。
2012/ 4/26 09:23 太陽風の速度は700km/秒まで上昇しています。活発なオーロラ活動も続いています。
最新のニュース

2012/ 4/27 12:58 更新
太陽風の速度は500km/秒まで下がりました。高速風は続いていますが、磁気圏の活動は弱まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの頃までが最高速で、
その後ゆっくりと下がり続け、現在は500km/秒まで下がっています。
まだ高速の状態ですが、だいぶ勢いは落ちています。

磁場強度も、昨夜のうちに5nTを割り、
3〜4nTとやや弱めの値で安定しています。

高速太陽風の領域は通り過ぎようとしています。


地球磁気圏への影響もすっかり弱まっています。
AE指数の変化は、グラフの最初に昨日の大きな変動の余韻が残っているだけで、
以降は小さな変動が見られる程度です。

これは、太陽風磁場の南北成分の方向が、
昨日の昼頃に北寄りに切り替わったためです。
その後、0nT付近で推移していますが、影響は小さいままです。

今後も太陽風の速度は下がって、穏やかな風になると思われます。


放射線帯の高エネルギー電子の増加は止まって、
1万を割る程度に下がっています。
今後は次第に減少していく傾向でしょう。


太陽では、C1〜C2の小さな小規模フレアが発生していますが、
全体としては落ち着いた印象です。

STEREO Behind衛星によると、太陽の南半球側の東端の向こう側に
活動的な領域がある様です。
GOES衛星の動画でも、活動の様子が見え始めています。
どの様な領域が姿を現すのか、
明後日くらいになるかもしれませんが、注目してください。

また、その向こう側には大きなコロナホールが広がっています。
地球へ影響が届くのは10日以上先ですが、注目していて下さい。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。